『朝』の『光』…!!!!
ズォゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ~…ン…っっっっっ!!!!!!!
何やら『宇宙空間』?みたいな場所…を。
彷徨って、いたんだけど…。
『大きな音』と『振動』が、して…。
目が醒めたんだ…。
『宇宙』のような『場所』に、『僕一人』。放り出されて…。
目が覚める時…。泣きながら…。叫んだんだ…。
「ラナフーコピオーネマナさんんんん…っっっっ!!!!!!!」
…って。
なぜだか…。無性に、寂しくて…。孤独で…。悲しくて…。
もう、『世界』が、終わってしまったのかと…。思った…。
大切なのに、誰かを…想い出せない。『悲しさ』が、あった…。
だから…。
僕は、叫んだんだ…。『言葉』にならない『言葉』…。
「ラナフーコピオーネマナさんんんん…っっっっ!!!!!!!」
何度か、叫んだんだ…。
そうすると…。
あたりが、だんだん…。明るくなって来て…。
いつもの…。『四人』…が、目の前に…。いた…。
「ふおおぉ…。シュンタロぉ…。お帰りぃ~…。気がついたか?私は、見てのとおり…。フラフラ…。だよ…。疲れた…」
「ふおぉぉぉ~…。はわわわ…。シュンタ~…ロぉ…。お帰りなさぁいまぁぁしぃ~…。大変…ん?だったんだぁよぉ~…?ふぉぉぉ…。疲れた…」
「お、お帰りなさい…。シュンタロ…さん。わ…、私も…。けっこう…。疲れました…。あ…。気にしないでください…ね…」
気にするよ…。
気にしないで…って、言われると…。
余計に、気にするぅぅ…っっっ!!!!
それに…。
さ…。三人ともぉぉ!!!!
『ゾンビ』みたいだぁぁぁぁ…っっっっ!!!!!!?????
『シワシワ』…。『ヨレヨレ』…。に、なっている『三人』…!?
「いっ、一体…。全体…。な、何が、あったの…?ものすごく疲れてない…かい?」
「あ…。い、いや…。これには、深~い…、ワケが…。だな…」
ポリポリと…。気まずそうに…。頭を、掻こうとしている羅那の手が、「ピタリ…」…と、止まり…。
羅名が、『視線』を『僕』から『マナさん』…へと。向ける…。
「な…?なあ…。マナシス…。そうだよなぁ?気にすんなって、ことだよなぁ…?」
「え、えぇ…。そ、そうですわね…。き、気にしても…、仕方のないこと…。なのでは、ないのかな…と、思いながらも…。そう…。思うのですが…」
…と。マナさんが、「ゴニョゴニョ…」…と。『言葉』の『語尾』を濁しながら…。
「チラリ…」…と。『魔剣フーコ』の方へと…。『目線』を、やる…。
「あ~…。く、空気ぃ~…。空気ぃを読むぅ~…?みたいなぁ~…?こ、ここはぁ…。お、男ぉならぁ…。何もぉ聴かずぅ…。黙ってぇ『受け入れる』ぅみたいなぁ…?感じぃ…?じゃないのらかとぉ~思うのぉ…らぁよぉ~?ピルルルぅぅ~…♪?」
珍しく…。
『魔剣フーコ』が、『僕』から『視線』を外して…。
『口笛』を吹く真似事みたいなことまでして…。
何やら…。焦り口調で、誤魔化している…。
「へ…?」
僕は…。「ポカーン…」…と。してしまった…。
いや…。人生で、『字』のごとく「ポカーン…」…と、することなんて…。そうそう、なかった…。
『異世界』に来た時の『衝撃』や、『デウスお父様』『精霊王たち』…と、出会った時…は、「ポカーン」どころか、「ぱっかーん」…と、割れて『魂』飛んで行きそうだったけど…。
『シワシワ』…。『ヨレヨレ』…。に、なっている『三人』…に、対し…。
ぷりんプリン♡…と。
大きな『胸』を、揺らしながら…。
『キランっ☆♡!!』
輝かんばかりに美しい『素肌』…。
『夜明け』の『太陽』に煌めかせ…。
『流線型』の『悪魔的』な美しい『魅惑身体』を…。『僕』に歩み寄らせ近づかせてから『密着』させ『スリスリ♡』擦り寄せる『ピオーネ♡』…。
『官能スタイル♡』…っっっっ!!!!!!!!
「うふふ…♡すべて、お話し致しましょうか?シュンタロ様ぁ♡まあ…。私は…。そちらの『三人』が、とぉっても、『怖い』ですので…。シュンタロ様が、『どぉしてもぉっ!♡』…と、おっしゃるのでしたら…お話し致しますが…?いかが致します?♡」
「い…。いや…。良いよ…。ピオーネ…。なんだか…、羅名、フーコ、マナさんが、とっても…疲れてるみたいだから…。そ、それに…。『合成化』から『復活』した人たちを…。何とかしなきゃ…だし…」
あぁ…。すべてを丸く…。おさめたい…。
いや…。それよりも、『三人』…。羅名、フーコ、マナさんの『疲労感』が、とてつもなく…。半端じゃない…。
何が、あったのか…。知らない方が、良いみたいなんだけど…。
それに…。
羅名が、『先導』してた…。『合成化』から『復活』した人たち…。どうすれば…。
顔を、見上げると…。『朝』の『太陽』の『光』…。
だけど…。
『森』が、『無い』…っっっっ!!!!!????
『周囲一帯』…っっ!!!!!??
『あたり一面』、『空』にぃ…っっっ!!!!囲まれてるぅぅぅ~…っっっっ!!!!!?????
「な、ななっっ!!??も、『森』しか見えなかったのにぃ…っっ!!!??ち、『地平線』んん…っっっっ!!!!?????」
思わず叫んでしまった…。
『朝』の『太陽』輝ける眩しい『地平線』…に。
『虹』が…。かかる。
それも…。ふたつ…。
『折り重なり合う二つの虹』。『ダブルツインレインボー』…。
僕…シュンタロ…が、目を丸くして驚いていると…。
『朝焼け』と『虹』を背にした…マナさんが…。
「は、白状致しますと…。じ、実は…。私が、【転移魔法】を使ったせいで…。『ロアナールの大森林』を…。『丸ごと』…。羅名の『住み家』にしていた『山頂』に…。飛ばしてしまったようなのです…」
「う、うげっっ!?ご、ごめん…。い、いや…しかし!!ま、マナさん…っっ!!??もともと、君は、【世界の涙】を使って、【魔力切れ】…。起こしかけてたんじゃあないのかい…?」
「そ、そうなのですが…」
…と。何か、言いづらそうにしている…。マナさん…。
「あ…。マナシ~スぅ…。気にしなぁ~い…。気にしなぁ…い♪フーコとぉ~…。羅名のぉ~…。【魔力】ぅぅ…。使ったことはぁ~…。気にしぃ~ないっ♡♪!!」
「あちゃっ!!フーコぉ…っ!?あ~…。まぁ…。しょうがねぇ…。フーコの言うとおりだぜぇ…?もう、怒る気もしねぇが…。そこの『ピオーネさん』のせいでよぉ…。マナシスも、もう気にすんな?私らは、大丈夫…。だからよぉ…。なぁ…?フーコ…?」
ピョンコ…。と、ちょっとだけ…。ジャンプして…。
後は、ユラユラ…。揺れている…。魔剣フーコ…。疲れているせいか…。大きな『目玉』を、ちょっとだけ…『パチクリ♡』
羅名も、かなり『お疲れ』のようだが、マナさんに、近づいて…。「ぽんぽん」「さすりさすり」…と。
マナさんの『背中』を『さすって』あげている…。羅名…。
「ふふ…。『ジェラシー』ですわね…♡♪」
そう言って…。「ニヤリ♡」。ピオーネ…が、笑う…。
ピオーネの様子を見て…。
羅名と魔剣フーコが、「もう、ウンザリだ…」…と。言わんばかりに…。『肩』を落として…。ため息を吐く…。
「「 ハァァ~~…… 」」
そして…。
マナさんが、「う、うぅ…」…と。泣きそう…に。なっている…。
…と。
ピオーネ…が、マナさんに、近づいて…。跪き…。こう言った…。
「マナシス様…。先ほどは、大変失礼致しました…。しかしながら、『恋』は、『魔物』。恥ずかしながら…。シュンタロ様という【魔性】に、私、『心』奪われてしまいました…。もと『魔王』である私は、微塵の遠慮も無く【恋】…すなわち、『シュンタロ様』に身を委ねとうございます。例え、恋敵が、マナシス様であろうとも…。ゆえに、マナシス様…。マナシス様も、このピオーネ…に、どうか、遠慮なさらないでください…」
大胆にも…。しかし、畏まりながらも…。堂々と…。
マナさんに、跪き…。『宣言』する…。ピオーネ…。
すると…。
泣いていた顔を、上げ…。少しだけ…。
『ニコっ…』…と。マナさんが、笑った…。
『朝』の『太陽』の『光』に…。頬伝う『マナさん』の小さな『涙』…。『ふたつ』の『虹』を『映して』…。揺れている…。
「ふふ…。そうですわね…。泣いてなんかいませんよぉ~…」
マナさんが、ピオーネ…が。
お互いに、それぞれの『手』を。『握手』して…。『ふふっ…♡』…と。笑った…。
なんだか…。とっても…。神々しい…。
僕は、羅名…フーコ…ピオーネ…マナさんに。
『命』を懸けても良いと…。思った…。




