『流れ星』の『正体』…っっっ!!!!!☆彡
「ひぃやぁ…っっ!!」
「ふえぇ…っっ!!」
「のわわっ…っっ!!」
「うっ…っっ!!」
真夜中の【ラーマの大神殿】…。
静寂の時に響く…。何人かの叫び声…。
ドン…っっ!!
ダン…っっ!!
ボテ…っっ!!
スト…っ。
【ラーマの大神殿】…。その内部の深奥…。
マナシスの白い小部屋『祈りの間』より、程なく中央に抜けた中庭。
月面のように光輝く【想いの泉】。その畔。
白い大理石の天井が、ゆらゆらと青白い光に揺れる真夜中。
遡ること…。数時間前…。
こそこそ…。ひっそりと…。
秘密の話…。
『シュンタロのいた世界』の話に夢中になってしまった何人かの【天使】たちが、【想いの泉】に、秘密の『神器』…を、浮かばせた…。
それは…。
『異界』と繋つながる八芒星の陣形を象った虹色に光輝く光彩…。
『花形の宝石』【デウスの目】…。
【神王デウス】の目を盗んで…。
『天使』たちが、【魔力】をこめて、【想いの泉】に『花形の宝石』【デウスの目】…を、浮かばせた挙げ句…。
『私の勇者様』…に。会いに行った『結果』…。
『マナシス』と『マナシス母』しか超えられない『異世界』と『シュンタロのいた現実世界』の【次元の境界面】…に、『トランポリン』のように、弾かれて…。
何人かの【天使】たちが、『流れ星』さながら…。
【ラーマの大神殿】…に、今、帰って来た。
「あぁ…っっ!!痛てててぇぇ…っっ!!!!??ミ、ミカリ~…っ!?お、俺の『アソコ』ぉぉ~…っっ!!!踏んでる…っ!!踏んでるよぉぉぅ…っっっ!!!」
「あっ、ご…、ごめ…っっ!!だ、大丈夫…っ!?ウリリ~…っっ!!??うぅっ!!お、お尻強打したぁぁ…っっ!!痛ぁ~い…!!!ふぇぇ~ん…!!!」
「ぎぃやぁぁぁぁ~…っっっっ!!!!!!痛ででででで…ぇぇぇぇぇ!!!!!!!!踏んでるぅ…っっ!!!!踏んでるぅ…っっっっ!!!!!俺のアソコぉぉ…っっっ!!!まだ、踏んでるぅぅぅ~…っっっっ!!!!!」
「ふ、ふわわぁぁ…。あ、あんれぇ~!?あ、私ぅぅ~…?落っこちたっぺかぁ~…!?び…、びぃっくらぁこいたぁ~…っっ!!!さわさわ…ポヨヨ…♡うふぅぅ~…♡」
「………………」
【ラーマの大神殿】…。帰って来て…早々。
『天使』【ミカエル】に…。『アソコ』を踏みつけにされる『天使』【ウリエル】…。
【神王デウス】の『従者』が、一人。『ウリリー』。
輝く『白い歯』…。ナイスガイ。独身。イケメン。
加えて自身の『足』が、『天使』【ウリエル】の『アソコ』を踏みつけにしていたことを謝るも、強打した『お尻』の『痛み』で、さらに『足』をジダンダし…。
電撃よりも衝撃的な『苦痛』と『痛み』を『天使』【ウリエル】に更に与え続ける…『天使』【ミカエル】。
みんなの癒し系『泣き虫』エンジェル。『ミカリー』。プルンプルン。可愛い…。
落下したことに、一人驚く…。
『天使』【アリエル】。『アリリー』。
天然田舎系無自覚ぽっちゃり女子。
ダイナマイトすぎる『天使』。
上空から落下した『驚き』なのか、自身を落ち着かせるためなのか…。
無自覚にも、ダイナマイト過ぎる…たわわな白い『身体』を、人目を…はばからず、自ら『さわわ♡』している…。
逆に、こちらが、不用意に触れてしまうと…。『鉄拳』が、飛ぶ。
通称『鉄拳のアリリー』。言い訳は、許されない。
何度も、イケメンナイスガイ『ウリリー』…が、やられている。
ワンパンチノックアウトぉぉ~…っっ!!!!ワンパン♡
おっとりとした『天然田舎系発言』に、騙されてはイケない。
本人は、自身の『身体』のことを気にしており…。
目下ダイエットの真っ最中。
「…っ!?ウリリ~…っっ!!アリリ~…っっ!!ルシリ~…っっ!!無事で良かったよぉぉ~…っっ!!ふぇぇ~ん…っっ!!!!」
「……。無事なもんか…。一人足りない…」
「え…っ!?」
大泣きに泣く『泣き虫エンジェル』【ミカエル】こと…。
『ミカリー』が、何か気づいたようだ…。
『ミカリー』の『台詞』の中に…。
ボソッ…と。つぶやいた…。
一人…。紹介されなかった『天使』が、いる。
ボーイシュ謎系不思議女子。クールビューティ。
白銀の肌。華奢な身体ながらも、軽い身のこなし。
あまり目立たない小さな『胸』。
銀色のショートの髪に、鋭く光る『シルバーアイ』。その瞳。
ちょっと、考え過ぎのところもあるが、自分の意見よりも、みんなの意見を尊重する。
生真面目なところが、あり…。
見てる、こっちが、心配になる…。
『天使』【ルシフェル】。
見た目より…。
寂しがり屋…。『ルシリー』。
一番最初に、『異変』に…。気づいていたのは、『ルシリー』のようだ…。
「んん!?痛っ!?うぅ…っ。あ、あれ…?ラファリ~…は…?」
イケメンナイスガイな『天使』【ウリエル】こと…。
『ウリリー』…が、ちょっと、遅れて『異変』に気づく。
「あ、私ぅ~のこと…?あ…。ラ…、ラファリ~…か!?はび、びっくらぁこいたぁ~…っっ!!けんどぉ、ラファリ~…?い、いない…?のけ…?」
天然田舎系…。おとぼけ無自覚女子。
『天使』【アリエル】こと…。『アリリー』。
例え上空から落下しても…全ての『衝撃』を吸収してしまう『ダイナマイト』な『身体』…そのままに。
はちゃめちゃに、自身の美しい『身体』を『フルンフルン♡』揺らしながら…無自覚に『発言』する…。
『アリリー』の、たわわに実った『自然の恵み』(胸部)が、今にも…零れ落ちそうだ…。
ようやく、『異変』に気づいた…『アリリー』。
仲間の『天使』が、一人…。
『ラファリー』が、いないことに『不安』を覚える…。
もう一人いたはずの…。仲間。
『天使』【ラファエル】…。
『ラファリー』。
結婚願望強し。独身女子。夢にトキメク…乙女。
最近…。
超現実主義に、目覚め…。
なぜか、『天使』なのに…『結婚』していないことに、焦り出す。
イケメンナイスガイな『天使』【ウリエル】には、見向きもしない。
『シュンタロ』を連れて来た『マナシス』に、憧れていた。
あの夜…。
『天使』【ミカエル】こと…。『ミカリー』…と。
【想いの泉】の、そばで、『妖精』のように…二人囁きあっていた…。
『天使』なのに…。
『今回』の『計画』を企てた…。『張本人』。
知的好奇心旺盛。
『天使』【ラファエル】こと…。
『冒険』好きの『ラファリー』…。
『ラファリー』…が、いない…。




