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女神マナさん!!ヘタレ勇者に恋オチしました☆彡  作者: すみ いちろ
第二章 ~大森林っっ!!夜のロアナール脱出編~
41/59

修羅場ぁ…っっ!!!!!





 「こ…これは、どういうことですの…っっ!!!!??」



 「い…いや。マナさん…。こ、これには、深い事情が…」



 「ぐおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ…。んぴぃ~…♡」



 「シュンタロぉぉ…。危機的状況ぉぉ~…♪絶対絶命の大ピぃ~ンチぃ~…♡救急救命クライシスぅぅ~…♡」





 もう…。何が、なんだか…。


 頭が、フラフラ…。眠気とともに…。



 


 出来るはずのなかった…。【ピオーネ】…への【救急救命措置】。


 ここが、【異世界アースラッド】だからだろうか…。


 まるで、夢でも見てるかのように…。


 

 出来るはずの無いことを、あたかも、出来て当然のように『最良の結果』を引き寄せた。


 

 つまり、【ピオーネ】…を、救うことが、出来た。


 けれど、『ピオーネ』の【体力ヒットポイント】【魔力マジックポイント】、それよりも、基本的な『身体の回復』は、まだまだ…。これからなんだけど…。




 

 「つまりは、『蟲魔王』【スコルピオーネ】を救う『価値』が、あったと…?シュンタロさん…。そう、判断されたのですね…?」



 


 ぐ…っ!!


 な、何だろう。この、裁かれる前のような…張り詰めた『緊迫感』…。マナさんの『語気』…。



 


 「『推察』するに…。『蟲魔王』【スコルピオーネ】の『襲撃』を受け、羅那(ラナ)が、応戦。両者ともに倒れ…。なぜ、シュンタロさんが、『スコルピオーネ』の救命措置…を?」





 そ、そこぉぉ…っっっ!!!!!!


 ぐ…っっ!!!!!!


 い、言えない…。



 僕の心の中の声が、上手く説明出来ずに、シュンタロの心の中の『壁』に突っ込んでは、ブチ当たり…。助けを求めては…消えて行く…。


 

 僕の『悲鳴』に似た『叫び声』が、シュンタロの心の中に、木霊こだまする…。


 

 た、例え…僕の心の声が、聴こえるマナさんであっても、その辺の『事情』だけは、上手く聴きとれないのだろう…。


 

 い、言えない…。

 

 『蟲魔王』【スコルピオーネ】…は、『変わった』…なんて…。





 「『変わった』…?どういうことですの…?シュンタロさん…?」





 ふぅぐおぉぉぉぉ…っっっ!!!!!!


 心の声ぇぇ~…っっ!!!!!


 バッチリ、聴かれてるぅぅ~…っっ!!!!!!


 はうぅぅ~…っっ!!!!!




 

 「それにしても…。『スコルピオーネ』の容態は、まだまだ…予断許されない状態…。とは言え…。シュンタロさんの『救命措置』。いくら、【木の精霊王レグノス】の【世界樹せかいじゅの実】を飲んだとは言え…ほんの数時間前のこと。ここまで、操る能力チカラとは…。まだ、【レヴェル『1』】のはずなのに…。信じられません…」





 そう…っ!!そこなのです…っっ!!!マナさん…っっ!!!!



 僕も…信じられない…。



 


 「ここは…【世界アースラッド】。私たちにとっては、【現実世界】。でも、シュンタロさんにとっては…【異世界】。いえ…。シュンタロさんに、とっても…『現実世界』のはずですが…。違う世界から来たシュンタロさんは、思わぬ【能力チカラ】を発揮するのかもしれません…」





 そうなのか…。


 【魔力集中】…と、言って良いのだろうか…。


 【能力チカラ】の【収束】は、僕の中で…感じていたけれど…。


 まるで、『夢の中』で…『現実』では、発揮しえない【能力チカラ】を、『自由自在』に操っていた『感覚』…が、ある。



 けれど…。


 「もう一度、やれ」と、言われても…。出来ない自信が、ある。


 本当に…追い込まれた状況…でもない限り…。





 「シュンタロさん…。『ねがい』は…、【言葉チカラ】によって必ず『実現』されるものです。しかし…。ここ、【世界アースラッド】…では、忘れ去られ…無くなりかけています。シュンタロさんの世界でも、そうかもしれません…。『2つの【世界】』…【言葉チカラ】。シュンタロさんの『言の葉』には、【奇跡】を呼び起こす『力』…が、あります…」





 ふぐぉっ…っっ!!!!!


 そうなんだろうか…っ!?そうなんだろうか…っっ!!!??



 もし…。そうなら…。マナさんや…羅那(ラナ)…フーコ…他のみんなの役にも立ちたい…っっっ!!!!!!!


 この…【異世界アースラッド】で…。





 「フフ…。では、『スコルピオーネ』の【回復】。させて頂きますね…。『深い事情』は、シュンタロさん…『後で』聴きますね…♡」





 こわい…。


 こわいよ…。マナさん…。


 『後で』…『聴く』のね…。どんな『仕打ち』…を、受けるのやら…。


 羅那(ラナ)も、目覚めたら…どんなに怒るか分からない…。



 けれど…。


 今は…。


 もと、『蟲魔王』【スコルピオーネ】…『ピオーネ』…の【回復】が、(さき)





 マナさんが、両の手を『夜空』へと…かざすと…。


 『天空』に…。


 『紫ピンク色』の『光彩』を放つ『巨大』な【多重積層型魔方陣(マジックトルネード)】…が、現れる。





 「我が【魔力】よ…。【世界アースラッド】の【『(チカラ)』】よ…。【世界】とのつながり…失われし【絆】。荒ぶる【魂】よ…。ここに…あらたまり新たなる【世界】の【柱】として【顕現】せよ…。【世界アースレインフォース】…っっっ!!!!!!!!!!」





 『紫ピンク色』の『光彩』を放つ『巨大』な【多重積層型魔方陣(マジックトルネード)】…。



 『夜空』高く…。


 『星』まで届きそうだ…。



 


 気がつくと…。


 『紫ピンク色』の『光彩』を放つ『雨』…が、辺り一面に降り注ぐ…。



 あぁ…。


 なんて…気持ち良いのだろう…。


 『恵みの雨』…とは、まさに…このこと。


 なにもかも満たされて行く…。至福の『シャワー』…。レインフォース…。





 すると…。



 何やら…辺り一面に、見知らぬ大勢の『人』たち…が、突然ザワザワ…と、現れはじめた…。



 


 「こ、ここは…。いったい…?」



 


 誰しもが、皆…顔を見合わせて…口々に言う。



 【人面蠍スカルスコーピオン】に【合成キメラ化】された人々…だろうか…。



 同時に現れた『サソリ』…たちも、もとの『虫』本来の小さな姿に戻って…。森へと帰って行く…。




 

 「ん、んん…。こ、ここは…。いったい…。シュンタロ様…?シュンタロ様…っ!?シュンタロ様が、助けてくれたのですね…っっ!!!」





 目覚めて…。


 開口一番…。


 『ピオーネ』…が、僕…シュンタロ…に、抱きつく…。




 

 「え…?」





 マナさんの…。


 またもや、氷のような視線ん…っっっ!!!!!!!


 い、いや…。マナさん…。こ、これには…『深い事情』が…っっ!!!!





 「ふぉ…。ふわぁぁ~…。よく寝た…。もう、『アイツ』から喰らった『麻痺毒』も体内に残ってねぇな…」



 


 ふ、ふぐぉっ…ぉぉぉぉぉ…っっっ!!!!!!!


 羅那(ラナ)さん…っっっ!!!!!!!


 こっち、見ないでぇぇぇぇ…っっっっ!!!!!!!!!


 

 


 「シュンタロぉぉ~…。これからぁ~…修羅場ぁ~…♪さてぇさてぇぇ~…どぉ~なるぅぅことやらぁぁ~…♡♪」





 フーコ…ぉぉぉぉ…っっっっ!!!!!!!!??


 楽しんでる…っっ!!!!!??


 完全に…楽しんでるぅぅぅ…っっっっ!!!!!!!



  


 「さて…。どういうことですの…?シュンタロ…さん?ご説明…、願いますわ…」





 氷のような冷たい笑顔で、僕…シュンタロ…に、詰め寄る。マナさん…。 


 



 「え、え~とぉ…。そ、それは…ですねぇ…ぇ…」





 大盤振る舞い過ぎるほどの…。


 マナさんの巨大な【大魔力】…。


 【世界アースレインフォース】…。


 傷ついた全ての【魂】たちが、【回復】する【大魔法(ミラクルマジック)】…。

 


 


 【世界アースレインフォース】…は、降り止まない…僕…シュンタロ…の心の中の『雨』…として、降り続ける…。


 いや…。やがて、それは…。


 『嵐』へと…姿を変えて行くのだろう…。





 「んだぁぁ…っっ!?てんめぇぇ…っっっ!!!!!まだ、生きてやがったのかぁぁ…っっ!!???シュンタロから、離れやがれぇぇ…っっっ!!!!!!!」





 あ…。あぁ…。


 ら、羅那(ラナ)さん…。


 ち、違うのですよ…。


 い、いや…。ひとつも、違わない…。か…。





 「(はんな)れぇぇ…っっ!!!!!やがれぇぇぇぇ…っっっっ!!!!!!!」





 羅那(ラナ)が、『スキル』【極金剛力(ダイアモンドレギオン)】で…。


 僕…シュンタロ…から、『ピオーネ』…を、引き()がしに、かかる…。



 笑顔で、僕に抱きついて…離れようとしない…。『ピオーネ』。


 

 『ピオーネ』…。また…。『毒』…。出てるよ…。




 

 「シュンタロ…ぉぉぉぉ…っっっっ!!!!!!!」



 「シュンタロ…さん…っっっっ!!!!!!!」



 「シュンタロぉ…(さまぁ)~…♡」



 「シュンタぁ~ロぉぉ~…♡シュンタぁロぉりぃぃ~ん~…♡」





 四人(ラナマナピオーネフーコ)…に、囲まれて…。


 さてさて…。


 次回も…楽しみ…ですね。


 


 もう…。


 泣いて…良いですか…?



 


 僕…シュンタロ…は…。



 これが、もといた世界…の『アニメ』なら…。


 そろそろ…。『エンディング』の曲が、流れて…。


 『次週予告』…へと、繋がるんだけどなぁ…と、想いつつ…。





 猛烈な『眠気』と…途切れそうな『意識』の中…。


 これで、『良かった』…んだ…と。


 『修羅場』に、身を置きつつも…。


 四人(ラナマナピオーネフーコ)…に、囲まれる『幸せ』を…。


 『感じる』…のだった…。



 











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挿絵(By みてみん)
― 新着の感想 ―
[良い点] ピオーネのことも治してしまうなんてなかなかチートな感じになりましたね◎ モテモテハーレムも強化されたし、これからが楽しみだ!!
[良い点] モテモテですね、シュンタロさん。 みんなにいい顔をしようとするから〜、 シュンタロさんだけあたふたしてかわいいですね。 私はやっぱり、フーコの他人事な感じがいい味だしてると思います。 充実…
2021/09/27 00:42 退会済み
管理
[良い点] 今日も、楽しく読ませていただきました。 シュンタロは、この修羅場をどのように乗り切るのかな? 楽しみです。
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