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プロローグ
この世には、常世と現世の隔てがある。
隔ては五つの門によって管理される。
その隔てを行き来するには、五つの門のうち一つを開ければ良い。
そうすれば、二つの世界は結びを迎え、人と妖は言葉を交わすだろう。
とある古書に、こんな文章がある。
五つの門は五芒星を刻み、術となる。
月夜に照らされ術光る。
これ即ち【月結び】という。
出来るものには限りがある。
一つ、術を使う者。
一つ、霊狐の血を引く者。
一つ、白銀の御髪をもつ者。
しかし、ただ一つ、月結びには禁戒がある。
【全ての門を開くこと勿れ。若し然らずは世界が滅ぶべし】
まずは、この小説を開いてくださったあなた様に感謝を。
本当にありがとうございます。
初っ端から堅苦しくてすみません( ˊᵕˋ ;)
プロローグの内容は、あまり深く理解する必要はありませんので、「へぇ〜」と記憶の隅に置いておく程度で大丈夫です。