プロローグ 10歳
モンスターと共に生活する世界
モンスターと共に冒険し、闘技場で腕を試す
さらにモンスターを捕まえ融合させ最強の調教師を目指す
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テイマーの父を持つ少年ミチャスは「モンスター図鑑 第9巻」を読んでいた
雨の日は外にもいけず暇で仕方がない
「ミチャス」
「どうしたの父さん」
「10歳の誕生日おめでとう」
ミチャスは読んでいた本を閉じ父を見る
「ありがとう!父さん!」
「では今年もテストだな」
「うん!」
「キマイラの特性と注意事項」
「キマイラは3つの頭と蛇の尻尾を持っていてそれぞれに意思があって炎のブレスと毒のブレスに注意しつつ一つの頭をテイムする」
「正解だ」
その後も父のテストは続いたが、ミチャスは全ての問いに全く間違えが無く答えた
「さすがミチャスだな」
「当たり前だよ、雨の日には毎日読んでいたからね」
「では今年のプレゼントだ」
父のカバンの中から青色の何かが飛び出した
「あ!スライム!」
「そろそろミチャスもモンスターに慣れておかないとな」
「うん!ありがとう!父さん!」
ミチャスはスライムを撫でながら微笑んだ