第1話-3
登場人物、
高橋結花、今作品の主人公。成績はそれなりにいいが。中学の時によく不良に絡まれ、ケンカをしているうちに魔人という二つ名がついた。この地域の人はこの名前を知らない人は多分いない。
高橋結美、結花の妹で私立馬鹿高校の付属小学校に通う小学校4年生。担任は山村で、よくセクハラをされる。
田中加奈子、結花の親友。結花のことを「ユカちゃん」と呼び、結花からはカナちゃん呼ばれている。成績もスタイルも性格も良く男子からの人気も多い。
山村、結美の担任。変態ロリコンの教師で、よく、生徒にセクハラしようとする。特に結美へのセクハラは激しい。一応教え方が上手いと、変態でロリコンなところ以外は生徒からの評判はいい。
皆さん、見てください( ノ ´ ▽ ` )ノ
生徒指導室のドアが勢いよく開いたと思うと、カナちゃんが肩で息をして立っていた。
加奈子「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。あのね、あのねユカちゃん。結美ちゃんがさらわれた!」
結花「え?それ、本当なの!?」
加奈子「うん…。」
とりあえず、落ち着いて話を聞くために、カナちゃんには生徒指導室の椅子に座って話してもらうことにした。
加奈子「いきなり、集団の不良みたいな人達が来て、結美ちゃんを連れて行ったの…。あと、早くいる場所を見つけて来ないと、大変な事になるって伝えろって。」
カナちゃん、それは不良みたいじゃなくて不良だよ。多分、中学の時にボコボコにしたやつの仕返しね。てか、そういうのは普通どこどこに来いって言って来させるものでしょ!?なんでいちいち探させるのよ。
結花「わかったわ。問題はどう場所を特定するかね。」
山村「それなら、僕の幼女レーダーがあるよ。」
そう言った山村の髪の毛は立っていて西の方角を示している。
結花「何それ?どこぞの妖怪アンテナ!?」
山村「似てるけど、違うよ。これはロックしてどこに居てもわかる能力があるからね。ちなみに今は結美ちゃんをロックしぶっ!?……」
喋ってる途中だったけど、山村を壁に思いっきりぶつける。
結花「あ、穴空いちゃった。」
ついに、私のパンチ(最後は違うけど)に耐えられなくなった壁が壊れた。まぁ、しょうがないよね。
平和の森公園。中には有料アスレチックなどがある。
結花「まぁ、隠れ場所には持ってこいの場所ね。で、その幼女レーダーはどうなの?」
山村「びんびん!アンテナ5本だよ。」
そして、山村についていくと隠れ家らしき小屋が見えてきた。
結花「声も聞こえるし。灯りもついてるしね。」
山村「あそこから幼女レーダーの反応もあるし。」
私は山村のことを華麗にスルーして、小屋の中を見る。
不良「結美ちゃんはい。これあげる。」
結美「ありがとう。」
不良「本当に結美ちゃんは可愛いな。」
…そんなやり取りが見えた。頭を撫でられる結美。結美も喜んでるとはいえ、放っておけないわ。
次の瞬間、小屋のドアが開けられた。いや、こじ開けられたの方がいいかもしれない。そしてドアが吹き飛んだ。
結花「……私の妹に何やってんの?」
不良「別に結美ちゃんに危害を加える気はなかった。ほら、何もやってないだろ?」
結花「じゃあ、あんた達ロリコンなんだぁ?」
不良「え?そんなんじゃ…」
結花「とりあえず、変態は滅びろ!!!」
殴られた不良達が、壁にぶつかって小屋が壊れた。その次の日は、どこでもその話題で持ちきりだった。
最後まで読んで頂きありがとうございました。次も早めにupします(*´ω`*)
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