シベリアンハスキー
ここ数日、隣の家で飼っている犬が鳴きに鳴き、吠えに吠えてやかましくて満足に睡眠をとれていない。
実にいい迷惑である。
何人たりとも俺の眠りを妨げる者は許さん。
流川楓がそうであった様に僕は隣の犬野郎を完膚なきまでに叩きのめすことに決めた。
病院送り…否、動物病院送りにしてやる。
生類憐れみの令上等だ。
ちなみに犬の犬種はシベリアンハスキーなるもので、犬の中ではかなり高い戦闘力を有しているであろうことがわかる。
しかし所詮は犬コロ。
まず手始めに奴が寝ている時に背後から近づき、ウォーズマンよろしくのパロスペシャルで前足二本を破壊、続いてロビンマスクよろしくタワーブリッジで背骨を破壊、トドメにキン肉バスターで(本来ならばアシュラバスターが望ましいが生憎僕の腕は二本しかないので)頸椎と股関節を破壊してやる。
…まぁ結果だけ言うと今病室にいるのは僕であって、一ヶ月の入院生活を余儀なくされたところだ。
あと少し病院に搬送されるのが遅れていたら、名前の前に(故)って付けられていたかもしれなかったそうです(笑)