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腐る途中

 

 ぼくは積み木をタワーのように積み上げた。

 そうすると積み木が揺れて、心音が激しくなる。

 ――思い出せ。あの、葬りたい春を。

 きみの存在がどれだけ大切だったか。

 きみをどれほど傷つけたか。

 もう二度と泣かせはしない。

 この誓いだけは、この息が絶えようとも守る。

 だから、まだ壊れるな。

 震えた指で積み木をひとつ重ねた。

 罪がまたひとつ増えた。


-----

Day18お題 もう二度と

もう二度とといえば、昔ミサンガを3時間程度編み続けたら腰が痛くなりまして。座り方がよくなかったのもありますが、あれ以来、手芸中は定期的に立つようになりました。

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