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細工とほそぼそ冒険者  作者: げんあん
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次の細工のステップ

買い物に出た。素材が足りない。

昼は食べてないがあまり食欲はないので、よしとする。


触媒屋をのぞいた。

お目当てのものは以前特価で出されていた品物だが、驚いたことに売り切れていた。また入るとは思うが。

魔石も安い魔石の中でも品質の良いものを選んで使いたい。


在庫のちょうどいい品質のは使い切ってしまったからこれは失敗だなあ。

触媒がないなら、加工しやすい金属でもいい。

それなら、鍛冶屋の連中ならわかるだろう。


自分で取りに行くか、依頼を出すか。魔石なら選べるが。

オレが依頼か…。

依頼を出すときの注意は聞いたことなかったな。確認しておくか。


値段もそれなりの中級用ならあるみたいだが、肩を落として購入は見送った。今の手持ちでは厳しめだ。失敗のリスクがなあ。


細工ギルドに登録すればこのあたりの疑問は全部解決しそうだが…。

別の店ものぞくことにする。


休憩して、広めの料理店で果実酒を頼もうと思ったがメニューが見えなくて安酒にする。

探すとあったので次は頼もう。昨日の甘い果実酒が頭に残っているのだ。

別の店でも試したくなる。


安酒も熱くしてもらう。寒い時期だからみなそうしている。


テーブル席では装備姿の男女が仕事の打ち合わせをしていた。

景気のいい話のようだ。


壁前の席に座ってみる。

テーブルが低い気がするが背の低い種族用の席だったかもしれない。

慣れるかな?


なんでも体験しないとわからないものだ。

人間とは面白くできてる。


ぼんやりと初級越えの細工にチャレンジしてみてもいい気がしてきた。

どうしようか?

値が高いものは在庫がたっぷりありそうだったが、細工の年末需要もありそうだ。デイムの気分次第だが迷う。

冒険者以外の懐の温かい貴族も買うだろうか?

そういえば予備用に残しておいた中級品質のがあった。あれを使って試してみても悪くないな。そうしよう。


狭いスペースで居心地は正直良くない。

あまり長居をせずに店をでた。




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