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出版構造変化の風潮への失望

暗号も暗証も無し。暗号や暗証への誘導も無し。


令和1年8月28日

小説家になろうヘ投稿


櫛之汲


書籍について、電子の売り上げが紙に追いついてきています。

ありきたりですので読み飛ばしていいですが、こうした(出版社は海外でこれまでより本を売り込み、IT企業が電子売買と付随する電子情報それらのマネジメント基幹の構築と提供保守管理を商品とし、知財の一括したあるいは分散した管理を行う。出版流通が電子化しています。投稿サイトへもベンチャーの資本が流入しあるいはベンチャーがそのサイト管理運営に着手していく。IT技術を学んだ個人が自らのサイトを作り出して電子化された通貨での売買を行う。外注した先で個人が電子に打ち込む情報が流動していく。提携が増え、出版業界の組織が変化していく。)様子であります。一部書店は生き残りをかけて万引き防止のために顔認証を導入したり再生支援したり等、電子化の潮流を受けて外発的に変化していく出版業界は児童文学への寄与を進めている印象です。

きっと償いでしょう。


蔦屋は日常生活との親和や調和を為す書店の空間設計に注力。Lineが出版をしたりしているようです、令和1年8月28日まで知りませんでした。講談社は海賊版サイトに対し徹底して排撃。集英社は提携を進め、根拠はありませんが小学館はいろいろ躊躇うように思います。角川のうちにあるドワンゴからして検索エンジンという域に踏み込むのではないかと思います。曖昧な(確か日経やらベンチャーが融資したnoteだかNoteだか記憶がはっきりしませんがというのもあるそう)情報です。投稿サイトの機能を内包して持つサイトもあります。KDDIウェブコミュニケーションズのブログサービスg.o.a.tです、ブログサービスはいろいろとありますが、レイアウトに拘りがあるようです。Tumblerもそうしたブログの組成にユーザーがコードを書いていく拡張性がありますが、ポルノ規制の必要に応じてAI判定が導入されて誤判定やユーザーのAI判定を求める報告申請対応などに混乱していたのが記憶に残ります。もとより執筆活動休止を予定して試しに未成年閲覧防止指定した私のサイトも原因不明の閉鎖状態です。ポルノ規制を強めるのは大変結構ですけれど利用できないのでアドレスだけとっておいて静観しています。


角川の投稿サイトといえば、カクヨムでその利用規約がなかなかに強きですが著作人格権にまで言及するのは珍しい気もしますからそういう姿勢が検索エンジンについての法的な知識や強きを感じさせます。擁護しておくと、投稿者が打鍵するあるいはユーザーから収集する情報の扱いにずさんさがあるだろうということで記すのではありません。カクヨムに限らず電子公告の仕組みや商慣習など一般の利用者からすればわからないところです。とはいえ電子公告やウェブサイト全般へのきな臭さうさん臭さは否定できないとは思います。


少子高齢化社会において児童文学の質はこれまで以上に重要に思います。

制限規定での著者の許可を用いない教育での使用に利用料が付され管理団体により徴収管理される制度やデジタル副教材の教科書検定の法律文上の明文放棄、地方自治首長の名義責任による許可判断で子供たちに携帯端末が支給される世になっていく、少子高齢のなかでの保守管理人員の量と質、憂いは尽きません。


映画音楽のように定期配信サービスが広がりを見せないことを祈念します。そうなれば出版社は出版社に集う創作者を一部締め出すことと同じになるでしょうし。講談社はよくご存じでしょうが、投稿サイトのアイドル風事業化のように電子上の利用規約に基づいたユーザーがやたらめったら個人事業主化していくと良い影響とはならないでしょう。企業名明言する価値も無しそういう事業の信ずるところに対しては、忌避感覚があります。


きっと償いでしょう。と私が書いたのは、上滑りかも把握しきれない基盤に滑っていく自覚が出版業界の各社にあるのでしょうということを記したのです。そうしたおぼろな風潮に一、文字書きとして、一、読者として、筆舌に尽くしがたい失望があります。






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