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執筆者、あるいは、文字書きのこころ エッセイ
暗号も暗証も無し。暗号や暗証への誘導も無し。
令和1年8月27日
小説家になろへ投稿
櫛之汲
小説家ではない文字書きが執筆しても金を稼ぐこととしてはいくらにもならない。
ダイレクトパブリッシングとかいうのが世にありますが文字書きとして忌避感覚があります。
広告があるサイトも嫌です。広告がなくとも嫌です。
統計情報としての情報の収集、嫌です。
サイト管理側が検索エンジンがクッキーをつけてくる、履歴を取る、嫌です。
執筆したあとの伝達経路として全冊数に介入や間違いがないか自らの管理の行き届かないデジタルでもアナログでも印刷出版というのも思うに、嫌です。新聞さえも嫌です。個人で行う自費出版での古風な意味での同人誌も嫌です。インターネットが嫌です。
電子だろうがなんだろうが出版もサイトも本当は嫌なのです。文字書きという者にとっては例外なく万人にいえます、創作時の苦しみはその後もずっと苦しいのです。