論争
暗証も暗号も無し。暗証や暗号への誘導も無し。
令和1年2019年8月26日
櫛之汲
純文学論争というものがある。いいやあるらしいそれを真としたのならば、論争になっていないように思ふ。
大塚に対する批評には一理ありとみえる、それによれば文学フリマを放置しているらしい。
純文学の徹底擁護については擁護でいいでしょう、そうあってならぬ何か不都合があるのだろうか。商業上の採算という観点なら出版社の内部がお分かりであって文学賞があって功罪あるのではないか牛馬一点張りではなく建設さがないように思えてしかしその実まあ擁護するのもわかるのだ。
こう編集の立場を借りていて気に食わないと思うのだと思うたぶん。日本の出版文化が培った純文学は素晴らしいとの弁に異論などないだろうに。
笙野頼子という作家もよっぽど我慢ならなかったのか商業的に論争してみたのか知らぬが。内発であって外圧とは違うだろうが。どこか両極があってとかく純文学論争込み入っているようだ
即売会というのはその性質が性に合わない気がしている。
作家は作家であって売り子でないべきだろうし売り子に任せるのは無責任だ。
商業作品の編集がいて出版社がいるお渡し会とは違う。商業作品以上に言語伝達介入の被害可能性がある。コミケもなんだか違う。作家と読者の交流って必要ない気がするし関りがないべき。
私は、一部の貿易品目の輸出規制は韓国の被害可能性回避の為になると思う。経済の迅速性の要請には沿わないこともあろうが、日本と韓国その両国の安全を思えば軍事利用可能な品目の審査を書面でしていくのはわからんでもない。冷え込む潮流を頭から追い出してその上の個人的な考えである。無論、外交とはそう簡単ではないのだろう。日本へも韓国へも恐れ多い、この精神で以下を記す。
世論というものは土台二択ではなかなか収まらない。理解できる理解かできないか。事象を理解できるか理解できないか、このことを世論調査としサンプリングし社会統計調査するとどうしたって無理がある。文明論集ので漱石が言としたその無理の様子はオイケンの論ごとし。複数の問いから世論を報道しているのでいいのではないか、ええそれはいいだろう、安全保障の面でいってお互いに非継続で受けるよさがないと世論として表出てくるのはそうであろうと思える。非継続判断の事象を合理性から理解できるかとしたらまだわからんでもない社会調査文章構成だ。しかしこれでも不足であろう。韓国政府がGSOMIAについて非継続をしたことについてとある、これ外交である安全保障協定である。理解のための判断材料は一義ではない多用だ。理解できるかできないかではない。非継続したのは外国なのだから、理解の有無を問うても世論ではない。両国にとって経済外交の合理性の意義あるか意義ないかこういう構成で世論を問うのが本来であろう。外交に感情だってあるのだけれど、総勘定を知ろうとしてきくなら経済を見据えた外交上としての合理性があるないを問えばいい。理解の対象はサンプリング者ごとにまちまちで多様だ、牛馬一点張りのサンプリングにしたって構成が粗末だと思う。サンプリングの問いが牛馬の問いにすらなっていないのである。報道する世論の調査に対する声のひとつが関心するか否かを問うことになっているという解釈へのサンプルになっているそれはいいが、どうして単に理解できるか否かを問うのかは、理解にはそうした感心あるか否を問う意味合いもあるが、世論調査手法としては理解の語を単に用いておって、わからない。非継続となった流れが理解できるか、又はGSOMIA非継続破棄したけどこの意味が解るかいと、いろいろ解釈はあるだろうけど、とりあえず理解の語に収めて答えておくれというのか。そんなのは承知だ、複雑な回答がでてみ回答が増えて調査にならないということであろうが、調査に用いるのが理解という語句でいいのか、理解に苦しむけれど、相応しい語句がなかったのだ無難という点で「理解」でいいのだろう。
単なる理解出来るか否かという二択と純文学の評論に付する芸術性と採算性との二論争、この理解は一義ではないのである。
二国間に関する安全保障の一部に関する協定の継続か非継続かで非継続を相手国が選んだ。さて理解できるか否か、収まるだろうか。
純文学は非採算性があるといわざるをえないとの棘棘しい主張へ芸術性を貶める主張としそれにつきその本意には各が射程があるそれはこうした射程となると互いに意見し合う論争(私が純文学論争をみたのはおぼろで委細真偽不明ですがそうだったとしても)単純ではないのです。
互いに独立した作家の意見であって、総合勘案するにはその意見の内包する語句の意義は多様性を含み云い振りには区別があるうえに立場が双方異なっている為に起きている。
大枠としては協定の内の話であって、文芸誌の内の話である。
評論への批評とは斯くもむつかしいのである。複雑である。
どうしてこうむつかしいのか。