0章、1章半
これは、命がけの学園物語。
僕の人生どうなるかな?
0、軽くて重い声
「ピンポンパンポーン…………
マイクテス、マイクテス。えーっと。今から、10秒後に裁判を行います
みんな、3年1組に来てくださいなー」
校舎全体に響く子供の声。その声は、軽いようで重い。体全体に重みが感じるほど重い声。
そろそろ…かな?
「うわぁぁぁぁ」
遠くから聞こえる叫び声。痛くて泣いているような声だ。可哀相だな。
はじまりの合図だけで犠牲を出すなんて……。
でも、残念ながら僕らは助けることが出来ない。だってね。逆らったら
殺されちゃうから……ね。
そろそろ始まるかな…。学校の裁判が……。
1、どうしよう。
皆さんは、"裁判"と聞くとどのようなイメージを持つ?
裁判官がいて、弁護士がいて被害者がいるなどなど……
まぁ、僕の場合はそうゆう想像を持つ。でも、この学校"朱朔学園"(あかさくがくえん)は、外から情報がもれないほど残酷な裁判がある。
おっと。まずは朱朔学園について話そうか。
朱朔学園。私立の学園だが受験とかはなく、まず普通に入れない。
学校側からのスカウトを受けて入学できるのだ。
今の所僕が知っている情報はそれだけ。
さて、本編に入ろっか…。
「…………………………」
どうしよう。今声が出てこないほど驚いている。
だってね。だって…………。
僕が、あの、あ、あの…………。
「いいから普通に喋ろよ…」
「チっ」
今、どこかの誰かさんが僕のキャラを邪魔したぞ。
まぁ、僕のキャラはさっきみたいな喋り方じゃないけど。
「自分の世界に入るの止めてくんね?」
アハハ…………。自分の世界なんて入ってないよ。
これは、ちょっとしたご挨拶だ。
あれ、なんか本編に入れなくね?
「ピンポンパンポーン」
あ、放送だ。ナイスタイミング。
…………あれ、これじゃあ本編に入るどころか物語さえわかってこない?
やばい。どうしよう。まじで物語変わるな…。
うーん。とりあえず本編に入ろう。
次回から。
本編に入れなかった。
次回からまじで入ります。まじで……