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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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879/3917

879:羨まれよう。

「そういえばレティさん、すごいね」


「そういえばレティさん、良いなぁ」


「はい?」


 双子さんから唐突に褒められて、レティさんが珍しくきょとんとしてる。

 褒められたというか羨ましがられたのか?



「何の事でしょうか?」


「ここに来る途中、ベルさんに声かけられたんでしょ?」


「ここに来る途中、伝えたよって言われたんでしょ?」


「はい、確かに聞きましたが……」


 あぁ、さっきの隠密さんの事か。


 でも双子さん、良いなぁって言うけど、普通に同僚なんじゃないの?

 憧れの人みたいな感じなんだろうか。



「ベルさん、すっごい恥ずかしがりやさんだからねー」


「ベルさん、すっごい怖がりやさんだからねー」


 ……出てこなかったの、仕事だからとかじゃなくて姿を現すのが怖いとかそういう事なの?


「僕たちの中でも、見た事が無い人が殆どなんだよ」


「私たちの中でも、声も聞いたことが無い人が殆どなんだよ」


 徹底してるなぁ。


 ……いや、この人達ですら感知できないって、特化型だとしてもとんでもない使い手なんじゃない?

 流石に上司のジョージさんは把握出来てるだろうけどさ。



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