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3603:義務の様に絡んでいこう。
「バカだなぁお前」
「うっせーぞ」
「そういうのは思ってても言わないんだよぉぅっ」
「一応付き合ってやるよ」
ハルカさんから解放されたミカさん、今度はサキさんに鷲掴みにされてる。
まぁ今のはどう考えてもツッコミ待ちだったし、サキさんもちょっと面倒臭そうだったね。
あ、ハルカさんが何やってんすかって呆れ顔で見てる。
多分これもいつもの流れなんだろう。
「体張ったコント見てても仕方ないし、さっさと進めなよ」
「はいよ。それじゃ妖精さん、よろしく頼むよ」
「はーい」
アヤメさんに肩を叩かれ、後輩二人組を解放してこちらに向き直るサキさん。
四人居るんだしまずは両手に二人ずつって事になるのかな。




