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3306:ルールはちゃんと守ろう。
「因果ー……」
「おいこらそれズルだろ!」
ぽーんと飛んで落ちて来たボールに狙いを定めて、スマッシュを叩きこもうと振りかぶるお兄さん。
今度は打ち上げた側の人が文句言ってるけど、返し損ねない様に強打は禁止みたいなルールなんだろうな。
「応っほぶっ」
「お前がじゃねーか」
……いざ思いっきり引っぱたこうとした瞬間にボールがパーンと破裂して、ルールを破ろうとしたお兄さんの顔面に大量の水が降りかかったね。
あのボール、爆弾かと思ったら魔法の膜に包まれた水風船みたいなものだったのか。
まぁある意味爆弾ではあるから、間違ってはいないかな?
「あっつぁーっ!」
「火傷するほどじゃねーんだから我慢しろ」
あ、中に入ってたのお湯だったんだ。




