3237:事故の心配をしよう。
む、なんか妙な音が……
「って何やってんの」
「お気になさらず」
何か擦れる様な音に振り向いてみたら、カトリーヌさんがうつ伏せに転がったままこっちに這って来てた。
気にするなって言われても、普通に飛んで戻ってくれば良いのにずりずり寄って来られたら気にもなるでしょ。
というかこの人、あんな障害物抱えててよく腕の力だけで這い進めるな。
何かコツでも有るんだろうか。
あとカトリーヌさんほぼ裸だから、潰れてるとこだけじゃなくて引きずってる脚とかも机に擦れて痛そう。
まぁこの人の場合はそれで良いんだろうけど、せめて出血しない程度には我慢しようね。
……それともう一つ、大丈夫なんだろうけど心配になる事が有るんだよ。
一応私達の水着は上側に紐が有るから、ただの杞憂なのは解ってるんだけどね。
カトリーヌさんのアレ、あんまりずりずり引きずって下の方に力をかけてると、ズレてどばーんと行っちゃいそうって怖いとか思っちゃうんだよね。
お風呂で脱いだ時の解放具合を見る限り、謎の力でそう見えてないだけで本当は結構ミチッと圧縮されてるみたいだからさ。
まぁ流石に外でそんな事になったら色んな意味で完全にアウトだろうし、単純に服が壊れないって事以外にも対策はされてそうだから本気で心配してる訳じゃないけどね。
……このゲームの開発と運営を信用して良いのかっていう問題が有るけど、普通に遊ぶ分にはちゃんとしてるんだしそういう基本的な所は大丈夫だと思っておこう。




