3224:頑張って追い込んでみよう。
ある程度小さくしたけど案の定限界まで頭の上に居座るつもりらしいラキと、どんどん重くなってきてるだろうに微動だにしないハルカさん。
「よく耐えられるな」
「根性っす」
こっちの十分の一くらいでまだアヤメさん達の三倍はあるとはいえ、クモ部分の事も考えたら軽く数十キロには感じてそうなのにね。
「相当重いだろうに……って事実だろ」
アヤメさん、ストレートな物言いでラキにがおーって威嚇されてる。
実際下半身が普通の人に比べてかなりでっかいから仕方ないとはいえ、大抵の女の子は重いって言われて喜びはしないよね。
今日はやたらその「大抵」の枠組みから外れてる人に会ってる気がするけどそれは置いておくとして。
「あ、そろそろ無理かもっす」
おっと、そっちに意識を取られてる間にハルカさんの首がヤバそうだ。
というか首が大丈夫でも私はもうちょっと集中した方が良いな。
……いやラキちゃん、そんな「喋れるならまだ余裕あるんじゃないかな?」みたいな事を純粋に思ってそうな顔してないで、さっさと降りてあげようよ。
喋る余裕も無くなるまで我慢してたら、降りてくれとも言えなくなっちゃうからね。




