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3075:自分なので雑に扱おう。
「白雪ちゃんそっち持ってー」
「はーい……ってちゃんと持つまで待ってくださいよ」
「良い音したねぇ」
胸のあたりまで引っ張り出したところでお願いされたから支えようとしたのに、なんで一旦止めずにそのまま引っ張ったんだロシェさん。
自分の死体の後頭部が思いっきり机に叩きつけられてるじゃないの。
まぁ実際自分は痛くもなんともないんだから、本人が気にしないんだったら別に問題は無いんだけどさ。
なんか落ちた時の衝撃でラキが小さくぴょんって跳ねてたけど、多分あれはすごく揺れたとかじゃなくて遊んでるだけだろうし。
「あ、ちょっと割れてるっぽい」
「ゴツンっていってましたしね……」
自分の死体をひっくり返して、ぶつけた所をチェックするロシェさん。
あれは心臓が動いてないから赤く滲むくらいで済んでるんだろうか。
というか白すぎるからどうなのかと思ってたけど、流石に血は赤いままなんだね。




