表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3048/3625

3048:お誘いは遠慮しておこう。

「ぴゃー」


「はいただいまー……って言うには早い気もするけど」


「細かいなぁ」


 まだテーブルには微妙に距離が有る位置でぴーちゃんの熱烈なお出迎えをモフッと受け、どうでも良い事を呟いてロシェさんにツッコまれる。

 実際出て行って戻って来たのは事実なんだから、「ただいま」で何も問題無いとは自分でも思う。



「ほらほらこっちも空いてるよー」


「ぴ? ぴゃー……ぃぅ」


 うん?

 ロシェさんに呼ばれて一瞬元気に抱き着こうとしたっぽいけど、なんか急ブレーキがかかったな。


「どしたの? ……あー、はいはい」


 あぁはいなるほどね。

 背後のゆばちゃんに遠慮しちゃったのね。


 遠慮なのか「ずるいです」とか「私のです」みたいな妙なプレッシャーに負けたのかは気にしないでおこう。


 あ、ゆばもおいでーって一緒にくっつく事で解決してる。

 平和的で大変よろしいって感じだね。



 ……ん?


「いや私は別に良いからね」


 ゆばちゃん、そんなどうぞどうぞまだ空きは有りますよみたいな視線を向けられても困るんだ。

 確かにゆばちゃんなら三人くらい普通に抱っこ出来そうというか出来るだろうけど。


「えー」


「ぴぇえー?」


「また器用な鳴き方を」


 多分ロシェさんの真似してみたんだろうけど、頑張ったらオウムとかみたいに喋れるんじゃないかぴーちゃん。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ