3036:務めを果たそう。
「ふっかーつ」
「何ですかそのポーズは」
「ツッコまれると恥ずかしいから勘弁して」
「やらなきゃ良いと思いますよ」
そんなしゃきーんって効果音付きそうなくらいの勢いでやられたら、目の前に居る側としてはツッコまざるを得ないでしょ。
恥ずかしがるくらいなら変な事しなきゃ良いんだよ。
……なんかブーメラン投げてる様な気もするけど気にしないでおこう。
「うん?」
おや、ゆばちゃんが何やらロシェさんの横にそっと寄り添ってきた。
「あ、はい」
あぁなるほど。
狭いスペースで無理にごそごそ着てたから、服の着方に雑な所が有ったっぽい。
どうやってるのかよく解らないけど、ぽふぽふ触った所からどんどん綺麗に整っていってる。
まぁ私にすら見える違和感が有るレベルだったし、お付きのシルキーとしては我慢出来なさそうだよね。
意図して崩してるならともかく、パパっとやったせいでちゃんと着れてないだけのやつだし。
……最初からゆばちゃんが着せてあげれば良かったのではって言うのは禁句なのかな。
まぁ本当はそうしたかったのかもしれないけど、ご主人様のやりたい様にさせる事の方が優先だったんだろう。
あと単純にああやってる間は更衣室としてとはいえ働けてる上に、ロシェさんとぴったりくっつけてるもんなぁ。
更衣室代わりになるのがシルキーのお仕事の内かはともかくとして。




