表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2989/3634

2989:立ち位置はハッキリさせておこう。

 絵具から出てる脚がべしょっと力無く倒れて沈んで……は行かないか。

 あ、でもちょっとずつ沈んで代わりに上半身が浮かび上がって来たな。


 ……両手で頭を押さえてうねうねしてる。

 何気に結構な大ダメージが入ってたらしい。



「んぼぇっ」


 ん?

 あ、拭わないまま口を開こうとしてちょっと入ったのか。

 女の子の口から出るのはどうかと思う声だけど色々と大丈夫かな。


「いおぃえぃあっあー」


「解んないです」


 母音だけで喋られてもなんとなくしか察せないぞ。

 私はカトリーヌさんと違ってそこまで察する能力に長けてないんだ。


「んんっ…… 酷い目に遭ったーって言ったんだよう」


「いや今のは完全にただの自滅だと思いますよ。普通に足からゆっくり入れば良かったじゃないですか」


「むぐぅ」


 両手で前髪を上げてから顔の余分な絵具を落として、被害者っぽいボヤきをこぼすロシェさん。

 でもどう考えてもお姉さんも周りの人も何も悪い事はやってないので、私が代表して正論パンチを叩き込んでおこう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ