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2890:流れに乗せられるのは拒否しよう。
「よっしゃ、それじゃいっちょ」
「やらないっての。勢いで押し切ろうとするな」
じゃあ改めてって感じで進めようとして阻止されてる。
流石アヤメさん、私と違ってしっかりしてるね。
「仕方ない、諦めて私も一発かましとくか」
「うん? あぁ、絡まれたくないから私の分も頼むわ」
「おうよ」
別にやらなくても良いと思うけど、サキさんもカトリーヌさんの顔に打ち込んであげるらしい。
さっきの二人よりも使いこなしてるんだろうけど、流石にまともなダメージは入らないよね。
「あー、一応確認しとくけど痛くても良いんだよな?」
「望む所ですわ」
「そりゃそうだよな」
「確認する必要有るか?」
「いや無いのは解ってるけど一応な」
本当に念の為に言ってみただけっぽいけど、このサイズ差で痛みを与える自信が有るのは凄いな。
ミカさんとカナメさんは、ぽよっと当たるだけで終わってたのにね。




