2883:感心して距離を詰めよう。
おっと、そんな事よりカナメさんは大丈夫かな?
さっきぺちぺちぶつけられてたのとは違って思いっきり放ったやつだし、多分かなりの威力が有る一発だと思うんだけど。
「痛ーなおい…… まぁ事故なのは判るから良いけどよ」
「悪い悪い、気を付けるわ」
あ、無事だった。
いやよく考えたら小さくなってる状態なんだから無事で当たり前か。
これくらいで怪我したり死んだりしてたら、アヤメさんなんてもう何回死に戻ってるか解んないくらいだし。
……人の攻撃を「これくらい」とか言うのは普通に失礼な気がしたけど、口に出してないからセーフという事にしておこう。
まぁ流石にどう考えてもシルクに踏み潰されたりラキに思いっきり殴られたりする程の威力じゃないだろうから、言ってたとしても仕方ないと思ってもらえそうではあるけど。
「しっかしまぁ、スライムとかだと当たる角度によっては弾かれたりするけどなぁ」
あ、意外とそういう物理的なボール投げてるみたいな性質なんだね。
「やっぱやっべーよな。何も塗ってねーだろうにこれって、もう犯罪だろ犯罪」
「本当になー。あ、勝手に触って申し訳ねーっす」
……心底感心した様子で、カトリーヌさんの唇を二人してぽんぽんぷにぷにと撫でたり揉んだりしてるんだけど。
というかその状況で謝られても返事は出来ないと思うし、謝りつつも普通に触り続けるんだね。
あとどうでも良いけど一体何の罪に問えるというんだろうか。
いや本当にどうでも良いというか別にそこまで考えて言ってないだろうけど。




