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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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2808/3635

2808:接触事故を起こそう。

「ぴゅいーぅ」


 あ、ぴーちゃんが戻って来た。

 なんか微妙に珍しい鳴き声で挨拶してたっぽいけど、どうせよく解んないだろうから気にしないでおこう。



「ぴぁっ」


「わ」


 うん?

 こっちに向かってたぴーちゃんがいきなり体勢を崩して……


「ぴぅ」


「いえ、こちらこそごめんなさい」


 ……あの店員さんは一体どこから現れたんだ。

 多分普通に歩いてたのに存在感が無さ過ぎて見えてなかっただけなんだろうけどさ。



「わざとぶつかってねーよな?」


「失礼ですね。確かにふわふわしたくはありますが」


 したくはあるんだ。

 まぁぴーちゃん可愛いもんね。


「ぴ?」


「いえ、仕事中ですから」


「ぴ……?」


「しっかり撫でてんじゃねーか」


「ついつい」


 触っ(ふわふわし)ても良いよーと鳴いたぴーちゃんがどっちなんだと困惑している。

 なんでこう、一癖有る人ばっかり遭遇するんだろう。



 まぁあのくらいならただの冗談で変な人って程じゃない……けど、性格じゃない所が変な人だったな。

 ぼーっとしがちな私ならともかくぴーちゃんでさえ避け損ねるって、就く職業を間違えてるんじゃなかろうか。



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