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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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2803/3627

2803:ごちそうさまを言いに行こう。

「ぴゃ」


「ん?」


 ご飯は食べ終わったしちっちゃいの達はお説教タイムだしで、手が空いたぴーちゃんが何やら話しかけて来た。


「ぴぅ」


「えーと…… ごちそうさまって挨拶しに行きたいのかな? 良いけど、入っちゃダメって言われたら戻って来るんだよ」


「ぴゃぃ」


 ……うーむ、元気にお返事して飛び立つのは良いんだけど、相変わらず単に鳴いただけなのかハイってお返事したのか判りづらい鳴き方を混ぜて来るなぁ。

 いや別にどっちでも良いんだけど。

 タイミング的にそういう事じゃなかったとしても同じ意味だし。



「お、可愛いのが飛んできた。お口に合ったかな?」


「ぴっ」


「そりゃ良かった」


 店員さんの腕に乗って、はーいと羽を広げてお返事するぴーちゃん。

 見ようによっては威嚇のポーズみたいだな、あれ。


「奥で暴れ回って来て良いよーって言いたいところだけど」


「ぴぁ?」


「あのデカいの、下手に厨房の物を触ったらキレるから気を付けてね」


「ぴぅ……」


 おおう……って顔してそうな声でお返事してるな。

 店長さん、大人しい人だけど自分の縄張りを荒らされるのは許せないタイプなのか。


 まぁそうじゃなくても人に出すご飯を作ってる所なんだから、外から来た人がベタベタ触ったりしたら怒られて当然だな。

 せめてちゃんと挨拶して手を洗ってから……って思ったけどぴーちゃんは羽だから流石に厳しいか。


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