表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2744/3635

2744:負けじとほぐそう。

「ぴゃ……」


 あ、隣のぴーちゃんも揉まれてるっぽい。

 ほえいちゃん、サービス精神旺盛だな。


「ん? ……別に対抗しなくても良いんじゃない? いや気持ち良いけどさ」


 シルクがそーっと背後に寄って来たと思ったら、肩周りのマッサージが始まった。

 そんな負けてはいられませんみたいなノリで来られても反応に困るぞー。



 あー、ずっと飛んでるから全く疲れてない太ももやふくらはぎも、こっちに合わせて変形したほえいちゃんにむにむに挟まれて……


「……あー、うん、やっても良いけどあんまり痛くはしないでね?」


 気持ち良いなーって視線を下に向けたら、なんか足の所でリアンが私に気付かれるのを静かに待ってるのが見えた。

 言わなくても大丈夫だと思うけど、その位置だと足つぼマッサージのイメージが強いので一応お願いしておこう。


 というかなんでそんな皆して揉みたがるんだ。

 まぁその疑問、こっちが【妖精】だからっていう一言で終わっちゃいそうなんだけどさ。

 単にくっつくだけでも満足かもしれないけど、せっかくなら癒しをって事なんだろう。



 ん?


「……それ大丈夫なの?」


 ふと視界の端に違和感を覚えてそっちを見てみると、何故かひっくり返ったラキの上半身がほえいちゃんに沈んでた。

 あんな状態でもちゃんと聞こえてるらしく、ほぼ透明のほえいちゃん越しに元気な笑顔を見せてくれたので心配は要らないっぽい。


 あぁ、すっぽり包まれて全身マッサージを受けてるのか。

 いや上半身だけだから全身ではないんだけど。


 というか別に逆さじゃなくても、全身沈むなりほえいちゃんに変形してもらって上から覆ってもらうなり色々と有るでしょうに。

 まぁ一番手っ取り早くはあるかもしれないけどさ。

 それでもせめて横からの方が良いんじゃないかと思うんだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ