2693:別のグループで触れ合おう。
「あら」
ん?
なんか私の後ろを見てエニュアンさんが……
「なんか仲良くなってますね」
「可愛いわねぇ」
さっきまで近くに居たはずのミシェルちゃんが、うちの召喚獣たちの所でもふもふなでなでされてた。
なんかラキが背中の上を走り回って撫でに巻き込まれてるのは気にしないでおこう。
「それはともかく、やる事を先に済ませちゃった方が良いんじゃないかしら」
「えっちゃんが一番逸れてると思いますよ?」
「うるさいわね」
うん、なんだかんだで一番撫でたりぷにぷにしたりしてるのはエニュアンさんな気もしなくはない。
でもまぁ可愛いし気持ち良いから仕方ないよねと弁護していきたいね。
なぜなら私も大差ないから。
「まぁその通りではありますし、役場に行って使いそうな魔法とかを登録しちゃいましょうか」
「いつまでもここで遊んでる訳にはいかないものね」
一応翅を動かしたり【浮遊】で飛んだりは出来る様になったから、とりあえずここでやっておいた方が良い最低限の事は済んで……
魔力の扱い方は別に後でも良いよね、うん。




