2560:代わりを用意してあげよう。
みけちゃんによるお仕置きも一通り終わったので、自分もぺちってしてほしいなぁという顔をしてる人達はスルーして移動を再開しよう。
「お? ……おおう」
「なごむわー」
……なんかシルクが叩いてもらえなかった人達の所をすいすい飛び回って、ぽふぽふと優しい手刀を炸裂させていってる。
これで我慢してねって事だろうか。
なんか微妙に違う気もするけど、やられた人達が満足げだから何の問題も無いんだろう。
全く止まらずに次から次へと叩いて回ってるから、こっちも待ってなくて良さそうだしね。
そういえば実際の目的はアレだったとしても一応守ってもらったんだし、後でちゃんと褒めてあげた方が良いのかな。
今は移動中で危ないから、お店についてから撫でさせてもらうとしよう。
まぁなんだかんだで全員撫でる羽目になるんだろうけど。
「おー、来た来た来ましたよー」
「うわなんか居る」
「はいはい逃げない逃げなーい」
くそう、なんで巫女さんっぽい衣装を着て待ち構えてるんだ、あの兎さんは。
逃げようとしても無駄なのは解ってるけど、わざわざ仮装までされてたら反転したくもなるでしょうよ。
「いらっしゃい」
「こんにちはー……」
おばちゃんも苦笑気味だけど、止めてはくれないんだよね。
まぁ仕方ないから普通に挨拶して寄っていくけどさ。




