表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2370/3641

2370:送った子への対応に困ろう。

 む、この手はさっき触った子の反対の手っぽいな。

 よくばりさんなのは良いんだけど、まだ触ってない子も居るから後でね。


 あ、引っ込んで行った。

 気付かずというか気にせずに突っつかれたらラッキーくらいのノリで出してたんだろうか。


 ……なんか今の子っぽい色のしっぽがにょきっと生えてきたんだけど。

 きみ、本当にどういう姿勢になってるんだ。




「お可愛らしいですわねぇ」


「うん、それは良いんだけどさ」


 大人しくねこだんごの横からぽふぽふと撫でて回ってるカトリーヌさんの言葉に頷きつつ、飼い主のお姉さんの方を見る。


「……完全に『無』って感じの顔になってるね」


「もう好きにしなさいといった風情ですわねぇ……」


 最初こそ控えめだったお姉さん、どんどんテンションが上がって行ってみけちゃんが諦めるレベルになっちゃってるよ。

 まぁ基本的にねこちゃんが上って考えだからなのか、無理に抱っこしたりする感じじゃなくて普通に座ったり転がったりしてるみけちゃんにまとわりつきまくってるみたいだけど。


 とりあえず今は地面に正座して、ベンチにごろっと横になったみけちゃんのお腹に顔を埋めて深呼吸してるっぽい。


 ……うん、なんというかその、ごめんね。

 そんな無表情で頷きを送られても、どう反応すれば良いか判らないんだ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ