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2308:帰る流れは堰き止めよう。
どうやらお説教は終わったらしく、そのまま頭の上に乗せられてるな。
なぜかこっちに手を振ってきてるので、よく解らないけど頷きを返しておこう。
「それじゃ改めて、今日はありがとうございました」
「うむ、頑張るのだぞ」
「はい。それでは失礼します」
何度目だろうって感じの、よし帰るぞって雰囲気に。
「がんばるのだぞー」
「そいっ」
「ぬわー」
私は寝てるからと言わんばかりの天使さんの声援を受けて、お前もだよと両手で掴んで斜め上に投げ飛ばす保護者さん。
さっき振り回したばかりだからか、一応怖くない様に勢いは控えめっぽいな。
「扱いが、少し酷いと、思うんだ」
「どう考えてもツッコミ待ちだったじゃん」
うん、今のは「やれ」って言ってる様なものだよね。
蹴っ飛ばされたりあの棒で打たれたりしないだけ良かったと思っておこう。




