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2305：仲良しさんを眺めよう。
「ん？」
「ん？」
ん？
何やら保護者さんが悪戯っぽい笑みを浮かべて、天使さんがどうしたんだって顔してる。
「そっかー、『好きなもの』かー」
「……何を言うかと、思ったら」
「そんな冷めた反応されるとお姉さん寂しい……」
……照れたり訂正したりとかじゃなく、ただただ呆れた反応とため息で流されてる。
まぁ当然と言えば当然かもしれないけど。
保護者さん、さっきあれだけ謝った直後だろうに。
「そんなもの、好きに決まって、いるじゃない」
「ほぁっ！？」
「嘘だけど」
「またまたー…… いやこれ本当に嘘のやつだ……」
なんか今度は逆に保護者さんが遊ばれてる。
やっぱり仲が良いというか、普通に友達としては好きって事で間違ってないのでは。
どうでも良いけど向こうに居るアリア様はなんで腕組みして満足げに頷いてるんだ。
仲良き事は美しきかなって事か何かなのか。
