2287:変な仕事を任されよう。
あ、みけちゃんにひょいっと摘ままれて頭の上に移動させられてる。
私が何をやってるんだあの子はって顔してたのか、単にそろそろ移動するから降りましょうねって事なのか。
……もしくは単にちっちゃくて可愛い先輩になでなでしてほしかったのかもしれない。
上に乗せた時点で既になんか満足げな顔というか、ほわっとした雰囲気がにじみ出てきてるし。
「さて、それでは白雪よ」
「はい?」
仲良しな様子を眺めてほっこりしてたらアリア様に声をかけられた。
まだ何かやる事が有ったかな?
「引っこ抜いてやるが良い」
「……いや、自分で出られると思いますけど」
カトリーヌさんがみけちゃんとタオルの隙間に挟まったままだけど、別に詰まったりしてる訳じゃないんだから放っといても大丈夫でしょうに。
……私と違って詰まりそうな要素は有るけど、まぁそれは置いといてさ。
「ではせっかくですので」
「いや何が……?」
なんでカトリーヌさんも乗り気なのか。
いいから普通に出てきなさい。
「いえ、なんと言いますか……」
「ん?」
「気持ちは解って頂けると思うのですが、動きたくなくなる魅力に溢れた状況ですので」
「……まぁ温かくて気持ち良いだろうね」
うん、確かにそれは解る。
でもそれは自分でなんとか……って言いたい所だけど、この流れは私が引っ張らないと進まないやつだな。
またギャラリーと化してる二人もそんな顔してるし。




