表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2267/3636

2267:改めてお願いされよう。

 おや、すりすりが終わったと思ったら何やらみけちゃんのしっぽをぽふっと叩いてる。

 合図か何かかな?


「おぉぅ」


 先端にラキがくっついたままの状態で、大きくぶんぶん振られるしっぽ。

 動きだけ見ると嫌がって振り落とそうとしてるみたいだけど、リクエストに従って遊んであげてるだけだから大丈夫だろう。


 というかあれだけ振り回されてよく吹っ飛んで行かないな。

 頑張り過ぎてしっぽの毛を引っこ抜かない様に気をつけるんだよ?




 で、だ。

 なんかさっきからジェイさんが謎の小瓶を持ってこっちを見てる訳だけど。


「それ何ですか?」


「ちょっとで良いからお願いできたらなぁって」


 あ、やっぱりあれ毒液採取用の瓶なんだ。

 クリスがある程度落ち着いたっぽいから、私に仲介してほしいって事ね。



「クリスが良いなら私は構いませんけど…… どうかな?」


 私自身には断る理由は無いし、本人の意思を尊重しよう。


 ……あぁ、うん、なるほどね。


「残念ながら好感度が足りないみたいですね」


「あらー……」


 絶対に嫌だとかいうレベルの拒絶ではないけど、少なくともプラス方向の意思じゃないのは確かなのでお断りしておこう。


 元々怖がられてたのは一応ジェイさんのせいじゃなかったけど、その後更に絡んで行った分は自業自得だからしょうがない。


 まぁ少しは慣れて落ち着いた分、最初よりは遥かにマシだから頑張って仲良くなってほしい。

 いや私が無理に連れてこないとまず会う機会が無いんだけどね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ