2261:見えない所に手を入れよう。
しかしまぁ毎度の事ながら、召喚獣達が察してくるのはスキルで通じてるから解るんだけど、他の人達まで普通にこっちの心の声を読んでくるのは本当になんなんだろうな。
まぁ実際の所、VRの仕様上やろうと思えば出来るんだろうけどさ。
念じるだけでいろんな操作が出来るって事は、考えてる事を読み取って送受信してるって事だろうし。
流石に色々とまずい事も有るだろうからAIとかだけで処理を済ませて、運営や開発の人達が見聞きする事は出来ない様になってると思うけど。
……でもカトリーヌさんも結構な頻度で思考を読んでくるな。
やっぱり単に私が分かり易すぎるだけの話なのか。
おっと、ラキがはやくーって手を振ってる。
どうでも良い事考えてないで、さっさとクリスに構ってあげるとしよう。
というかラキちゃん、こっちでも便乗するつもりなのね。
いやまぁクリスが良いなら良いんだけどさ。
せっかくなのでみけちゃんのねこぼでぃーにくっついてもふりと埋まりつつ、クリスの入ってるタオルにそっと手を入れていく。
みけちゃんも幸せ、私も幸せ。
「あ、ごめん」
ふくらみからして大体この辺かなーと思ったら、なんか指先にふにっとした感触が。
多分これ、クリスのほっぺをぷにっとつっついちゃってるな。
まぁクリスからは普通に見えてるんだから、避けないって事はつっついてほしいって事なのかもしれない。
表情は見えないけど、なんか嬉しそうなのは伝わってくるし。




