2214:貰い物を分けよう。
「ぴぅ」
多めに貰ったおやつを抱えて帰ってきて、みけちゃんとクリスに分けてあげるぴーちゃん。
それを見て皆でほっこりしつつ、研究所へ向かって歩いて……飛んで行く。
しかし羽を動かさずに飛んでる姿はやっぱり違和感が有るなぁ。
自分も出来るしたまにやってるから人の事は言えないんだけど。
……ぴーちゃん、残った分をシルクの所にも持っていくのは良いんだけどさ。
「しまった忘れてた」って顔が隠せてないぞ。
まぁシルクは気にしてないというか、大丈夫だから自分でお食べって対応してるけど。
相変わらず見た目に対して中身が大人な感じだなぁ。
いや、ちょいちょい見た目通りになったりするけどね。
主に私関係というか、お世話とかのお仕事をさせてもらえなかったりした時に。
……大人なんじゃなくて他の事がどうでも良いだけだったりするんだろうか。
どうでも良いというか執着しないというか。
というか実際のところ、その辺は関係無く今のタイミングだと断るに決まってるんだけどね。
だってシルク、コレットさんの頭にくっついてる状態な訳だし。
なのでラキはこっちにもよこせーってアピールしない様に。
そこは飲食禁止エリアです。




