2207:働く横で楽しもう。
「という訳で、だ」
「どういう訳ですか。あ、戻りました」
「うむ、おかえり」
第一声で説明もなくそう言われても困るんだよ、アリア様。
それを解った上でこっちの反応を見たくて言ってるんだろうけどさ。
「まぁ用件はさておいて」
「あ、はい」
「ぴぅ」
とりあえずといった感じで、ぴーちゃんにおいでおいでと手招きするアリア様。
これみんな一通りモフられる感じだな。
あ、シルクがコレットさんの方に行った。
アリア様の後ろで控えてて自分からは来ないだろうからかな?
「よし、満足である」
「すっごい見てますけど」
庭のお掃除をしてるモニカさん、しっかりお仕事は進めてるんだけど視線は召喚獣と戯れるアリア様に固定されてるんだよね。
まぁ見てなくても正確に動けてるっぽいから問題は無いんだろう。
「うむ、圧が凄いな。ふはは、仕事に励むが良い」
「くぅ……」
なぜ煽るのか。
まぁ多分反応が面白そうだからだろうし、ちゃんとお仕事しないといけないのは確かだけどさ。
「よしぴーちゃんよ、前払いとしてやる気を出させてやるが良い」
「ぴゃっ」
あ、可愛い攻撃が飛んで行った。
「手は止めるでないぞー」
「飴と鞭が同時に……」
……お仕事してる所にちょっかい出させる感じなのね。
言われたのも有るだろうけど放り出して可愛がらない辺り、モニカさんもやっぱり真面目なんだよね。
いや、上司が皆して見てるんだから放り出しようも無いだろうけど。
アリア様が居る以上ジョージさんも居るんだから、下手な事したらすぐにお仕置きされそうだし。
まぁそれはコレットさんが居る時点で同じ事か。




