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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1779/3638

1779:迂闊に触って絡まれよう。

「っつーか、よりによってそんなもん使わんでも自分で作れるだろうが」


「言われてみればそうですね」


 まったく……って顔をしてぼやきつつ、ゴム紐で毛玉をつないだ竿を使ってすあまちゃんをじゃらすジョージさん。

 興味無いって顔してる割に、妙に手馴れてるな。


 確かに毛玉はともかくとしても、ボールもゴムも自前で用意出来るんだよね。

 ロシェさんはまだ糸は出せないかもしれないけど、言ってくれればこっちで用意するし。



「おいこら、蹴るな蹴るな」


 テンションの上がったすあまちゃん、ジョージさんの足に纏わりついて後ろ足でねこきっくをお見舞いしてる。

 怒ってないから良いものの、その人かなり偉い人だぞ。


「あー、うちの子がすみません」


「別に痛かねーから良いけどよ。……いや、だからって蹴っても良いとは言ってねぇっての」


 ロシェさんの謝罪で一旦止まってたすあまちゃん、ジョージさんの言葉で再起動して首元を摘ままれた。

 なんで追加で攻撃してるんだ、あの子は。



「……ある意味大物だな、こいつ」


「反省の色は見えませんね……」


「いやもう、ほんとに申し訳ないです」


 ぷらぷらぶら下げられてるすあまちゃん、満足げな顔して前足(おてて)で顔を洗ってる。

 今は形だけでもごめんなさいってポーズを見せるところだと思うんだ。




「ほれ、そっちで遊んでな」


 ぶら下げたすあまちゃんを前後に揺らして軽く勢いを付けてから、ぽーんと山なりに放り投げるジョージさん。


 大人の猫ちゃんと違ってまだまだ小さくて軽いから、あんな扱いされても首の皮は痛くないのかな。

 現実でやるのは流石に危なそうだけど、あんな小っちゃい子でもちゃんとした召喚獣だしね。



 空中でくるんと姿勢を整えて、しゅたっと着地……


「おい、戻ってくんじゃねぇよ」


 したと思ったら、ダッシュでジョージさんの所に帰って来た。

 あ、今度は普通に両手で胴体を持ってぽーんと投げ返してる。


「そういう遊びじゃねぇぞ」


「思いっきり楽しまれてますね」


 またしても元気に戻って来て、またしても放り投げられるすあまちゃん。

 これ、ジョージさんが逃げるかすあまちゃんが飽きるまで無限ループなのでは?



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