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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1776/3610

1776:自分もちゃんと働こう。

「……あ、作業もやらなきゃ」


 ごろごろ喉を鳴らしてるすあまちゃんのお腹の上で我に返る。

 裏庭(ここ)には除草作業をしに来たんであって、モフりに来たわけではないのだ。


 ええい、もういいのー?みたいな目で見るんじゃありません。

 飄々としてる感じのういろうちゃんに比べて、この子は甘えんぼさんなんだろうか。



「ん? あ、それじゃお願いしようかな」


 肩をちょんちょんとつつかれたから何かと思ったら、シルクが代わりに遊んであげててくれるらしい。


 似た様な色合いの子同士、仲良くやるんだよ。

 色と相性、全く関係無いけど。




「白雪さんの分も採っておきましたわ」


「いや、こっちは遊んでただけだから……って言っても引っ込めてくれないんだよね」


「ですわね」


 合流すると同時に魔力結晶を何個か押し付けられてしまった。

 NPCの人達はともかくカトリーヌさんはプレイヤーなんだから、「無理にとは言いませんが」とか言ってほしいところなんだけどね……


 まぁうん、これも今更か。

 どっちかと言うと、私がしっかり断らないのが原因な気もするし。



 ……考えてても仕方ない事は諦めて、サボってた分だけしっかり働くとしよう。


 借りになってる分は遠慮させないくらいの地味さでちまちま返していけば良いのだ。

 ほぼ確実に、返しきれないくらい積み上げ続けて来るだろうけど。



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