1492:綺麗にしてあげてもらおう。
おっと、噂をすればお姉ちゃん。
「とか言ってたらメッセージが来たんで、きりの良い所で終わりましょうか」
「はいはーい」
私もパネルを閉じて、ちゃちゃっとお腹いっぱいにしておこう。
あ、カトリーヌさんがぴーちゃん達のお手入れやってあげてくれてる。
まだ途中だけどお礼は言っておこう。
「ありがとう、助かるよー」
「ぴゃっ」
「いえいえ」
……ぴーちゃん、顔を羽でぺしぺしするのはお礼としてはどうなんだ。
いや、カトリーヌさん相手だからそれで正解なんだろうけど。
というか強く叩かれなきゃ普通に気持ち良さそうだし、別に悪くはないのか?
さて、それじゃ撤収するとしよう。
「これはこのままで良いのかな?」
「ん? あー、良いと思いますよ」
これって何だと思ったら、ドアの下のストッパーか。
良いと思うというか私達じゃ外せないだろうし、重くて受付まで持って行く事も出来ないし。
まぁ召喚獣に協力してもらえば何とかなるかもしれないけどさ。
「心配は無用の様ですわね」
「うん? ……あー」
カトリーヌさんの声で前を見てみると、受付の方からさっきの職員さんが歩いて来てるのが見えた。
どうやって察知したんだ、この人。
……この街の人達の性能を考えたら、【妖精】の分かり易すぎる魔力の動きくらいは感知出来るか。
距離的にそこまで離れてる訳でもないしね。
まぁそれほどの能力が無くても、どうせ隠密さんに監視されてるだろうからそっちから連絡が行くのかもしれないけど。
結界が張られてるとはいえ、開けっ放しってのも良くないだろうしね。
元々鍵はかかってないみたいだから、大差無い気もするけど。




