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しるし(詩集)

置いてきぼり

作者: ごり

おーい 置いてかないでよ



今年の3月は私のまわりは旅立ちばかり


夢と希望と喜びと


不安や寂しさや辛さとか


いろんな想いもあるだろうけど



それぞれが新しいぴかぴかの道を歩いていくんだろう



良いな 良いな



私は置いてきぼり



仕方ないか



君たちは私の知らないところで



努力して我慢して


強さや優しさを身に付けて


絶望して悲しんで


希望や喜びを見つけて



きっと数知れないものと


闘ってきたと思う



すごく偉かったね


そして お疲れさま



置いてきぼりだけど



少しずつ歩いて


君たちをみてるよ




それぞれのスタート


進め 進め 未知の開拓


こっちもドキドキしてるよ



たぶんこれからが本当の闘いかもね



老いも若きも



人生の第一や第二や第三や余生や色々な出発



今まで培ってきたもの引っ張りだして



ぐいぐいいっても



全否定されちゃうかも



わかっているようで何も知らないってことに気付いて泣くかも



運命の出逢いとかあって本物の愛を知るかも



そして守らなきゃって自覚が湧いてきて

知らない自分が生まれるかも



視野はどんどん拡がって



夢が出来たら良いね



挫折や屈辱もいっぱい味わった方がいい

格好良くなる


何が起こるか分からないから面白い



それぞれ残された時間もスピードも違うけど




それぞれのペースで冒険してみて




それで疲れた時は休憩して待っててよ



飲み物ぐらいは持っていくから



これからの君たちへ

カンパイ






置いてきぼりより――





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― 新着の感想 ―
[一言] 別れと出会いの季節ですね。何となく置いてけぼりの言葉に哀愁を感じます。そして学校では卒業と入学。新しい人生の出発。今の時期に有った詩でとても心に感じるものがありました。.
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