表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

転入生との出会い

「はい、おはよう♪」

先生の言葉に対してみんな元気に挨拶した。さすが元気な中学生。まぁ俺も中学生なんだけどね・・・。

そして転入生の紹介はまだかと思うほどざわめき始めた。顔は結構かわいいらしい・・・。

先生の横に立っている女の子を見たいけど起きると結衣たちが騒ぐ・・・。

そんなこと考えているうちに先生に俺が寝ているのを気づかれた。

「また大和は寝ている。ほら起こせ。」

良介・雄太・徹平が俺を殴りにやってきた。

バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ

途中まで我慢していたけど全然叩くのをやめないから俺も起きることにした。

「いってぇな!何してんだよ、」

「さっきのお返しだよ。バーカ。」

「俺はお前らに何したっていうんだよ。」

「言葉で殴られました。」

「さっき自分で言ったじゃん。」

俺そんなこと言ったっけ?寝る前に・・・あっ、言ったなぁ。

「そんなことどうでもいいんだよ。眠いから寝かせてくれ、」

「先生こんなこと言ってますよ。」

「いいから起きてろ!授業も聞かずに家でも勉強しないくせによくテストは出来るな。」

「そんなの実力でしょ?先生早く転入生の紹介してください。」

俺はいつのまにか机の上に座ってた。何か俺からすると机の上に座ってたほうが居心地いいんだよね。

そんなの先生には通用しない、あ〜ぁ。

「大和、転入生の紹介するからちゃんとイスに座れ。」

「俺のイスは机なんだよ。」

「ったく。親とお話する必要あるなぁ。」

「はい、座ります。」

俺が久々に先生の言うことを聞いた、親が出てきたら俺は何も出来ない。

親は先生から悪いことをしたという報告があったら手加減なんてしないで殴られる。

今のは予想だけど・・・俺の親真面目だから俺だけが不良系なんだよね。

俺は真面目になったりはしないけど・・・。

っていうかなんでみんな笑ってるんだ?俺が先生の言うこと聞いたからか・・・。

先生に俺の弱点知られた気がする。

「何笑ってるんだよ。」

「だってさぁ・・・あの大和が・・・あははっ。」

「うるせぇよ!親に学校のことばれたら生きていけないって。」

「大和の親は真面目だからね。」

「あぁ、俺あの親から本当に生まれたのか疑問なんだけど。」

「言えてる。」

あっ、なんか俺の長話で転入生の紹介が遅れてる・・やべぇ・・・。

先生、早く転入生の紹介をして・・・。俺寝たいんだけど。

「じゃぁ今度こそ転入生の紹介をします。」

おぉ、先生早くやってくれ・・・って言うかなんか暗い・・・いや・・・普通?

あの子は何かあるなぁ・・・辛い過去があったような雰囲気・・・。

「おい、南。」

「何よ?」

「暗い子だね。」

「どこが?めっちゃ明るくない?」

「えっ?」

「まだ寝ぼけてるんじゃないの?」

まじかよ。俺にしかわからないのかな?

なんか絶対何かある。俺が助けてやるしかないってことか?

でも変になんかあった?とかみんなの前で聞くのも・・・かといって2人きりのとき聞いて

梨佳たちがその現場を見たらこの子が危ない・・・。

「山下愛梨です。神奈川から来ました。よろしくお願いします。」

みんなが拍手をしている。愛梨・・・みんなから愛されてるなぁ。名前通り。

でもちょっと暗いって印象はあるけど顔は可愛いし新たな恋が始まりそうだなぁ。

俺中学に入ってから告られたことはあるけど告ったことなんてなかったなぁ。

一生なかったかな?中学になって初めて恋をしそうだなぁ。

この恋で運命を変える出来事になるといいなぁ。

「席は雄太の隣、雄太よろしくな。」

雄太の隣かよ。まぁいっか。雄太に取られないように頑張るかなっ。

転入生の紹介が終わってHRが終わった。


2話も1話と同様長くなったような気がしました。

話を短くするのは結構難しいと思いました。


2話では転入生の紹介も注目してほしいですが

大和がHR中に寝る場面も注目してほしいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ