第27話:串カツと湯豆腐
今日は嫁とおこもり。
最近は有料の配信サービスを契約して、ドラマ三昧だ。
旦那に殺されてタイムリープした話や、現代の忍者一家のドラマを二人で見ている。
最近は、あまりドラマ見てなかったのだが、海外ドラマにも手を出し始め、ドはまりしてしまった。
さて、そろそろ夕飯の時間だ。
昼はパスタ食べたから、夕飯は何にしようか?
「嫁子ー、なんか食べたいのある?
「んー、昨日貰ってきた、焼きとりで良いんじゃない?」
焼きとりかあ。
昨日、私の実家から生串を貰ってきていた。
生串だから、焼いてご飯に乗せれば、焼きとり丼になる。
でも、大晦日すき焼きだったし、甘辛系以外が良いなあ。
冷蔵庫には、と。
うーん、肉類に豆腐に、貰ってきた生串、野菜とキノコ類にウィンナー、十分だな。
よし、まずは串カツだ!
そして寒いから湯豆腐。
昨日、貰ってきた生串は、焼きとりだが室蘭は豚肉なのだ。
豚肉、玉ねぎだから、衣を付けて「串カツ」になる。
後は、ウィンナー、ししとうに、玉ねぎやジャガイモ、ウズラ玉子に紅ショウガ。
そうなると、冷凍のエビも出そうかな。
卓上IH出して、横にして揚げたら焼きとりもいけるな。
自分で爪楊枝や竹串に刺した具材揚げたら、きっと嫁子も喜ぶ。
具材を切って爪楊枝や竹串を刺していく。
右手で具材押さえ左手で串刺せば、麻痺があってもいける。
途中で仕込み見ていた見た嫁子が、
「何してるのかな?」
と言ってきたので二人で具材を刺していく。
嫁子は、じゃがチーズやウィンナーうずらなど作る。
なるほどなあ、私のように、串カツに具材は一つという固定観念の人間には無い発想で、しかも楽しそうで何より。
二人で楽しく具材を刺して、皿に並べる。
卵液と小麦粉混ぜたタッパー液と、パン粉をバットに入れる。
「あとは揚げるだけだねー」
「いや、寒いからもう一品作るよ」
私は冷蔵庫から、豆腐、豚バラ、白菜を出す。
豆腐は4つに、豚バラと白菜も適当に切る。
小さめの鍋に具材を入れ、顆粒だし入れて沸かす。
煮えてアクを取ったら「湯豆腐」だ。
これをゴマダレかポン酢に付けて食べる。
決して鍋ではなく、これが我が実家での湯豆腐だ。
大人になって、上司にちょっとお高い湯豆腐店に、連れて行って貰った時に、ちょっと違うなと思ったが旨いから良いのだ。
よーし、出来たけど、食卓テーブルの上は満杯だな。
「嫁子ー、出来たから食べよう」
「テーブル一杯だよ!ご馳走だね。」
嫁子は、テーブルに一杯オカズが載ってるとご馳走らしい。
さて、じゃあ食べますか。
ノンアルも出して、嫁子と食卓につく。
「「いただきます」」
嫁子は串カツの具材に手を伸ばす。
最初はじゃがチーズと焼きとりにするんだ。
私は同じく焼きとりと紅ショウガにしよう。
揚げている間に湯豆腐を食べようかな。
ゴマダレで行こう。
クリーミーなゴマダレは湯豆腐と、とても相性がいい。
一口食べて、一味唐辛子を振ると、また一味ちがう。
豚バラと白菜はポン酢でさっぱりと。
ああ、白菜の甘みも豚バラの脂の旨さがいいなあ。
おっと、串カツひっくり返して、と。
良いきつね色になったら、網に上げる。
肉串を、余熱で火を通してる間に、紅ショウガを食べよう。
ソースは少し。
サクッとした歯ごたえに、紅しょうがの辛味が来る。
そこで、ノンアルを飲むとたまらない。
嫁子は、じゃがチーズの熱さに苦戦中らしい。
まあ、どう考えても揚げたら熱い具材だよね(笑)
焼きとりの串カツはそりゃ旨いよね。
エビはサクップリッとして良い感じ。
玉ねぎも、エリンギもししとうも、こうして食べたら旨いね。
嫁子も、次から次へと好きな具材を揚げる。
お、チーズちくわ、…アリじゃないか?旨そうだ。
嫁子は、私の分も揚げてくれた。
ほう、普通のチーズちくわより衣があるから歯ごたえが楽しい。
たまに、揚げたて食べると楽しいなあ。
いや、揚げたてだからってより、二人で食べるからか。
きっと、同じ事思ってくれてるかなと思って、嫁子の顔を見た。
「いやー、こうなるとデザートも期待しちゃうよ?」
…全然、同じじゃなかったです。




