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料理嫌いの嫁を家で待ちながら、無職夫は今日も夕食を作る~幸せ手抜き料理  作者: だい


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冬は大好きなクリームシチューの季節

もう北海道は冬の装いになった、なってしまった…


とはいえ、私達が住む地域は、北海道でも積雪が無いことで知られており内地の方が思う冬景色ではない。


雪も、今回の寒波過ぎたらきっと一度溶けるだろう。


この辺ではホワイトクリスマスじゃないことも多いのだ。


代わりに、少しの雪が車に踏まれて凍りつき、いわゆる「ブラックアイスバーン」になるので非常に滑る。


坂の途中にある実家からに帰るときは今でも怖い。


こうなると、私は家に籠る。


マンションの玄関から、駐車場までの10メートルが怖いのだ。


だから、冬はあまり買い物に行けず、「アマゾン」、「COOPの宅配」と、嫁子にパート帰りにラインで相談しながら買ってきてもらう「嫁子便」が主となる。


今日も仕事終わった嫁子から、いつものラインが来る。


『 何かいるー?』


『今日は何食べたい?』


『 寒いから温かいもの』


『 鍋じゃないよなあ、どうする?』


『 シチューが良い、クリームシチュー!』


『 いいね、牛乳、キャベツをお願いね』


『 はーい、では買って帰ります』


これで今日のメニューは決まった。


大好きな「クリームシチュー」だ、とても嬉しい。


私は昔からクリームシチューがとても好き。


大人になり、好きだったものが変わったりした時も、クリームシチューはいつも変わらずに好きなメニューなのだ。


ただ、家以外で食べた記憶はほぼ無い。


洋食屋などにいった時でも、何故か頼まない。


私は「クリームシチュー」は家庭で作る物という認識なのだ。


さて、ある材料で出来る仕込みをしよう。


まずは肉だが、これは鶏もも肉がやはり一番美味しいと思う。


むね肉やささみだと、何か物足りない。


一口大にハサミで切っていく、軽く塩コショウをしておく。


玉ねぎは、中を1個使う、皮ごとハサミで乱切りにした後に皮を取り、先や芯の部分を切れば包丁なくとも大丈夫。


人参は一本、調理台の端にフックを付けて、そこにピーラーを固定したら、なんとか左手だけで剥ける。


剥いたらこれもハサミで切る、太い部分は苦戦して多少ガタガタに切れてしまったが、これも味のうちだと思ってもらおう。


大きなフライパンにサラダ油を引いて鶏肉を焼いていく。


焼き目がついたら、野菜も入れて炒める。


水を500㏄いれてコンソメ少々。


煮ておけば鶏肉がホロっとなるのであらかじめ煮ておく。


次に冷凍ブロッコリーとさやえんどうを茹でていく。


嫁子の好物なので別に出してあげると喜ぶのだ。


副食だけど、クリームシチューの副食って難しいんだよね。


意外と合うオカズが浮ばないんですよ。


うーん春巻の皮あるな。


これに以前作った南蛮みそ塗って、長ネギとチーズを巻く、あとは食べるときに揚げ焼きで「味噌チーズ春巻き」だ。


あとは、冷凍菜の花でゴマ和えでいいか。


これも、水分出ないように食べる直前に和える。


「ただいまー」


お、嫁子が帰ってきたな。


先ほどのコンソメ煮を温めていく。


「お帰り。ではキャベツと牛乳貰おうかな。」


「はいよー、今日はシチュー楽しみだなあ」


「味噌チーズ春巻きと、菜の花のゴマ和えもあるぞ」


「やったー、じゃあ後はよろしく!」


先ほど作っていたコンソメ煮に、牛乳を500㏄足し、温まったらハウスシチューミクスを入れて溶かす。


昔、体が自由だった頃に、自分でホワイトソース作った事あるんだけど、やっぱりハウスシチューミクスが美味しいんだよねえ。


家は、牛乳と水がパッケージに書いてある分量とは逆転して、牛乳が水の2倍はいる。


実家でもこうだったのだが、とてもクリーミーで美味しい。


煮えたらザクザクと切ったキャベツ入れて煮ていく。


沸騰しないように弱火だ。


その間に巻いておいた春巻きを揚げ焼きにする。


170℃でキツネ色になったら完成だ。


揚げたてを嫁子にあげると、とても喜んだが熱くて泣いてた。


茹でて置いた菜の花に、たっぷりのすりごま塗して、醤油を小さじ2、砂糖を大さじ2入れてさっと混ぜていく。


食べるころには、なじんで美味しいゴマ和えになる。


おっと、茹で置きのジャガイモをチンっとしなきゃ。


後は、シチューに残った牛乳500㏄を、全て入れてひと煮立ち、これで全て完成だ。


「嫁子ー、出来たよ。食べようか」


「はーい、待ってたよー」


「美味しそうだねー。「「いただきます」」」


うーん、やはりクリームシチューは良い。


匂いもビジュアルも完璧だ。


家のシチューは、牛乳が多いせいか「クリーム煮」に近い。


キャベツと合うのも普通よりクリーミーだからだろうか。


まずはルーだけを一口。


普通より濃厚に牛乳を感じられて、グラタンの様なコクが。


ああ、旨いな。


ご飯でも、パンでも、マカロニでも合う旨さだ。


鶏肉はホロっと柔らかく、人参も玉葱も良い味だ。


キャベツは、甘さとルーが混ざって狙い通りの味になってる。


ここで別盛りのジャガイモを投入していく。


最初から入れると「モッタリ」するのが嫌なのだ。


嫁子はジャガイモの他にブロッコリーとさやえんどうも入れ、とても美味しそうにシチューを食べている。


お、春巻きに手を出したぞ。


美味しいらしい、あ、でもちょっと辛いのか。


ゴマ和えを食べて中和しなさいw


私も春巻き食べてみようか。


うん、ネギとチーズが合うねぇ、ただ南蛮味噌だから辛いかな?


ゴマ和えは安定の旨さで、今日はホウレン草ではなく、菜の花なので少しほろ苦いのが箸休めに丁度良い。


最後は、お行儀悪いけどご飯入れて食べる。


美味しいなあ、明日はこれ使ってドリアにしようかなあ。


その時、嫁子が私を向いてこう言った。


「パパ、明日はこれ使ってドリアとかは?」


相変わらず、食い物の事は息ぴったりの夫婦でした。


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