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料理嫌いの嫁を家で待ちながら、無職夫は今日も夕食を作る~幸せ手抜き料理  作者: だい


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第9話:簡単枝豆混ぜご飯とスパニッシュオムレツ

今日は、昨日嫁子にリクエスト貰ったので「枝豆混ぜご飯」だ。


メニューを決めていただくと非常に助かる。


これは、世の中の料理担当すべてが同意してくれるだろう。


別にそこまでレシピ無いわけでは無い。


時間かけて書きだせば、世の主婦は100や200はあるだろう。


でもね、日々それを考えて整理してる人間などいないのだ。


だから食べたいもの言ってくれるとすごく助かる。


でも、そういうと「食べたいもの言うと嫌がるじゃないか」って人がいるんだよな。


あのね、作る方とすれば、何でもとは言わないがリクエストには答えたい。


でも、出がけに急に「今日はビーフシチュー食べたいな」だの、冷蔵庫見て週末まで持たせるから今日は焼きそばだな、とか思ってるのに「ハンバーグ作って」とかね。


急に言うなって話なのよ。


例えば「近いうちどこかでビーフシチュー食べたい」「週末でもハンバーグたべたいな」って言われたらみんな作ると思うよ?


言い方ひとつで、奥さんも嫌な顔するんだから、世の旦那は覚えておけよと、主夫の私は思うわけですよ。


その点、家の嫁子は凄く上手い。


今回だって、前日の希望だから仕込みや煮込みに時間かかるものなら、私も「それは明日は無理かな」となる。


そういった手の込んだ料理食べたいときは、一緒に買い物行ったときに「そういえばあれまた食べたい」「来週くらいにあれ食べたい」など早めに希望を伝えてくるのだ。


しかし嫁子は前日や当日のリクエストは、材料さえあればできるものしか言わない。


嫁子は料理こそ作らないが、常に冷蔵庫をチェックしておやつを狙い、この材料ならあれを頼めなあ、とか考えてるらしい。


今回も、冷蔵庫に好きなウィンナーとエリンギがあることを見つけて、嫁子の好物の「簡単枝豆混ぜご飯」を希望したのだ。


「簡単枝豆混ぜご飯」はあっという間にできる。


なんせ「簡単」って自分で言っちゃってるし。


ウィンナーをチョキチョキと切っていく。


これは某スーパートラ〇アルのPB商品なのだが美味しい。


今日はプレーンを使うがいろんな味があって好きだ。


エリンギもチョキチョキと。


私は子供の頃には椎茸ばかりで「キノコ」が好きじゃなかった。


でも、私達が結婚する辺りから世にエリンギが出るようになり、嫁が食べたいとのことで買って食べてみたのだ。


…美味しかったんですよ、何ならそれから色んなキノコ食べれるようになり、今では嫁から「キノコ好き」と言われるくらいに。


今日もエリンギ楽しみだ。


さて、フライパンにサラダ油を多めに。


ウィンナーを入れて、口当たりが悪くならない程度に軽く焼き目を付ける。


焼き目ついたら冷凍枝豆お好みで。


我が家では豆多めの豆ごはん程度にたっぷり入れる。


枝豆に火が通り、焼き目もついてきたら塩とニンニクとブラックペッパーに家では化学調味料小さじ半分。


あとでご飯に混ぜて食べる事考えて、塩味はしっかりと付ける。


ここでエリンギ入れる。


あまり早くから入れるとしょっぱいので後で入れるのだ。


それでも結構な塩気あるがご飯と混ぜると旨いんだ。


さて、いくら漬物や常備菜あると言ってもこれだけって訳にもいかないか?


うーん、オムレツ、スパニッシュオムレツにしよう。


あれなら焼いておいて冷めても美味しいし本場っぽいからね。


冷凍のポテトミックス出してオリーブオイルで炒めていく。


炒めている間にベーコンをチョキチョキ


ポテト炒め終わったら、冷凍スライス玉葱とベーコン入れてさらに炒める、よく玉葱透き通るとか言うけど火が通ったら大丈夫。


フライパンを冷ましてる間に、卵を割る。


今日は10個、玉子大好きな嫁子は明日もたべるだろう。


卵をかき混ぜ、塩コショウ振って牛乳を少し


先ほど炒めた具材を卵に戻し、よく混ぜる。


深めの20センチフライパンに、オリーブオイル大さじ2を入れて弱火で温める。


そこに卵液を入れて均一になる様に混ぜていく、玉子入れるときにジュウッとか言う火加減はNGだ。


180℃で半熟になるまで混ぜ、ある程度になったら140℃に。


蓋をして10分ほど蒸し焼きにする。


さあ、ここからが気合入るところだ。


26センチのフライパンを用意し、ひっくり返す準備を。


左手で20センチのフライパンを持ち、ひっくり返すイメトレを何度かしてから一気にひっくり返した。


成功だ。


最近はこういう動きの成功率が上がっている、嬉しい。


さあ、あとは7分焼いてからお皿に移して冷めるの待つだけだ。


「たっだいまー!」


今日は何かいいことがあったのか嫁子はご機嫌だ。


「今日ねー、いつもくるお婆ちゃんに手袋貰ったー」


嫁子はとても嬉しそうに手袋履いて見せてくれた。


「良かったね。しかも、今日は嫁子が好きな、『 枝豆混ぜご飯』だよ。早く手を洗っといで」


「やったー!すぐ食べよう!」


私は嫁が用意してる間に、料理を並べる。


「わー、スパニッシュオムレツもあるよ、嬉しい!」


「「いただきます」」


枝豆混ぜご飯は、混ぜご飯なのに混ぜずに、具を別皿に盛っている。


これは、食べるときに好きな量を混ぜることで、それぞれの好みで食べるためにこうなった。


しかし、それが意外な味変化楽しめるようになったのだ。


少しだけ混ぜて三升漬混ぜる、チーズ混ぜるなど、最初から混ぜてたら味が濃くて出来ないだろうって「足す」味変ができるようになったのだ。


嫁は半分食べてから何かしようとしてるなあ…


ほうほう、好きな納豆を混ぜたんだ、うん微妙だったんだね。


大豆に大豆はどうかと思うなあ、


俺は少なめの枝豆に胡椒とチーズかけてレンジでチンする。


うーん旨いわ、チーズのコクと枝豆の触感が良いね。


嫁子がコッチ見ている。


私は残りを期待してる嫁子に渡して、オムレツに手を付ける。


うん、上手く出来たんじゃないかな?


ちょっと火が通りすぎてる気もするけど、冷やしてフォークで食べるなら、この位のほうが美味しいと思う。


嫁子も二切れ目食べてるから満足してるみたいだし合格だね。


「いやー、今日も美味しいよパパ」


「そりゃよかった、明日はキャベツたっぷりのクリームシチューでーす!最近食べてなかったし、寒いからどうかとね。」


「わー、楽しみ!明日も仕事頑張れるよ!」


嫁子が私の料理楽しみに仕事頑張れるように、私も嫁子の笑顔や嬉しい声で、毎日料理頑張れるよと思ったのでした。

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