第5話:百合営業指導で2人に“キス演技”指示
第5話A「演技と現実、曖昧な唇の距離」【天乃つかさの演技】
【SNS】
天乃つかさ @shirokuro_tsukasa_official
2025/06/10 10:00:00 JST ID:shiro_kuro_t
今日はユニットの打ち合わせでした!
「しろくろボイス」、これから色々なことに挑戦していくみたいです…!
緊張するけど、あすかと一緒なら頑張れるかな?
#しろくろボイス #双子声優 #ユニット活動
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事務所の応接室は、いつもより厳かな雰囲気に包まれていた。
マネージャーの天城さんの隣には、見慣れない男女のスタッフが座っている。
「君たち、『しろくろボイス』として、これから本格的に売り出していく。そこで、ファンを掴むための『百合営業』について、少し指導させてもらう」
如月先生の真剣な声が響く。
百合営業。頭では理解していたけど、いざ現実になると、どうしていいか分からない。
私は隣に座るあすかをチラリと見た。あすかはニヤリと笑っている。
♬唇の距離が、呼吸を乱す
「はい、まずはお互い、目を見てください」
如月先生の指示に、私はあすかと向かい合う。
あすかの瞳が、私を射抜くように見つめ返してくる。
「次に、お互いの唇の距離を、ギリギリまで近づけてください」
その言葉に、私は思わず息をのんだ。
あすかの顔が、ゆっくりと近づいてくる。
鼻先が触れそうな距離。吐息が肌をかすめ、ゾクリと背筋が震える。
私は照れて、目を閉じそうになった。
「ちょっと待った!」
鬼頭ディレクターが、ストップをかけた。
「天乃つかささん、顔が固い!もっと自然に、愛し合うように!」
愛し合うように? 無理だよ、だってあすかは……妹で。
羞恥で顔が真っ赤になり、体が硬直する。吐息が荒くなり、心臓がトクン…トクンと高鳴る。身体の芯が熱を帯びていくのを感じる。
♬妹のキスは、演技なのか、本気なのか
「じゃあ、あたしがお手本見せてあげるよ、姉ちゃん♡」
あすかの声が耳元で響く。
私は目を閉じていたが、あすかの唇が、そっと自分の唇に重なったのを感じた。
柔らかい感触。それが離れていくと、スタッフたちがざわついた。
「……すごい!リアルだ!」
「これ、本当に使える!」
あすかは、やたらリアルなキス演技を披露し、周囲のスタッフがざわつく。
妹の艶っぽい吐息が肌をかすめ、ゾクリと背筋が震える。その刺激が、全身に甘い痺れを広げる。
監督が「これ売れる!」と断言し、ユニット「しろくろボイス」の方向性が決まる。
しかし、私は百合営業と自分たちの距離が微妙に変化していくことに戸惑いを隠せない。
あすかのキスは、演技だったのだろうか。それとも……。
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名無しの陽炎生徒 2025/06/10 15:30:15 ID:yuri_love
百合営業始まったー!!
双子でキス演技とか、もう公式が最大手じゃん!
尊すぎて語彙力失った…
名無しの陽炎生徒 2025/06/10 15:32:40 ID:pro_otaku_voice
キス演技のリアルさ、ヤバい。
あの顔の赤さはガチなのか、演技なのか…
天乃つかさの羞恥顔、最高かよ。
百合オタ女子 2025/06/10 15:35:05 ID:yuri_chan
姉ちゃんの困惑と妹ちゃんのSっ気が入り混じって、栄養満点!
これは絶対推しが増えるやつ…!
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## 第5話B「姉は、私の“嗜好”」【天乃あすかの演技】
【SNS】
シロコロロ @shiro_kororo_voice
2025/06/10 10:05:00 JST ID:voice_produ_s
「百合営業」という名の、新たな支配の舞台。
対象は、もちろん姉。
唇の距離が、感情を支配する。
これこそ、私の“嗜好”。
#観察記録 #支配 #百合営業の極意 #天乃つかさ
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事務所の応接室は、いつもより熱気がこもっていた。
「しろくろボイス」として、本格的に売り出すための「百合営業」指導。
私は内心、ほくそ笑む。
「はい、まずはお互い、目を見てください」
如月先生の指示に、姉ちゃんと向かい合う。
姉ちゃんの瞳は、私の目を見つめ返している。
「次に、お互いの唇の距離を、ギリギリまで近づけてください」
その言葉に、姉ちゃんの顔が、じわじわと赤くなるのが分かった。ふふ。
♬唇の距離は、支配の距離
姉ちゃんの顔が、ゆっくりと近づいてくる。
鼻先が触れそうな距離。吐息が肌をかすめ、ゾクリと背筋が震える。
姉ちゃんの困惑した表情を見て、口角が上がる。その視線に、熱っぽい期待が宿る。
姉ちゃんは照れて、目を閉じそうになった。
「ちょっと待った!」
鬼頭ディレクターの声。彼は姉の表情を見逃さなかったか。
「天乃つかささん、顔が固い!もっと自然に、愛し合うように!」
フフン。私の姉ちゃんは、そう簡単には本気を出さないよ。
「じゃあ、あたしがお手本見せてあげるよ、姉ちゃん♡」
私はそう言って、目を閉じている姉ちゃんの唇に、そっと自分の唇を重ねた。
柔らかい感触。姉の唇に、そっと自分の唇を重ねる。その柔らかい感触に、身体の奥が甘く疼く。
それが離れていくと、スタッフたちがざわついた。
「……すごい!リアルだ!」
「これ、本当に使える!」
監督が「これ売れる!」と断言し、ユニット「しろくろボイス」の方向性が決まる。
姉との距離がビジネスとして、そして個人的に深まることに喜びを感じる。
姉の身体が硬直する感触を愉しむ。その首筋から、微かに姉の甘い匂いがする。
♬私の「嗜好」が、姉を縛る
百合営業を積極的に展開することで、姉への独占欲を満たしつつ、ユニットの人気も上げていこうと画策する。
姉の抵抗すら、私にとっては「萌え」の対象だ。
姉ちゃんの純粋な反応が、私の「嗜好」を満たしていく。
私の「嗜好」は、姉を縛り、そして輝かせる。
さあ、姉ちゃん。もっと私に、君の全てを見せて。
【SNS】
名無しの陽炎生徒 2025/06/10 15:40:00 ID:yuri_love
黒ちゃん視点だと、全てが計算尽くでゾクゾクする…!
姉ちゃんへの愛が歪みすぎて、最高かよ!
名無しの陽炎生徒 2025/06/10 15:42:30 ID:pro_otaku_voice
「唇の距離は、支配の距離」…痺れた。
この妹、ヤバい。どこまで本気なのか考察が止まらない…
百合オタ女子 2025/06/10 15:45:00 ID:yuri_chan
妹ちゃんが姉ちゃんを「嗜好」って呼ぶの、最高にエモい。
これは百合を通り越して、もうアートだよ!
次回予告
あすか「ねえ、姉ちゃん。今度のイベント、キス演技、もっと激しくしちゃおっか?♡」
つかさ「っ!?あすか、ま、まさかっ!?そんな、みんなの前でっ!?」
あすか「ふふ。姉ちゃんの困った顔、ファンも喜ぶから、大丈夫だよ♡」
つかさ「ひぃっ!?あすかー!!」
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