第4話:喘ぎ収録で姉が初合格、妹は嫉妬?
第4話A「純粋すぎる悲鳴は、罪」【天乃つかさの演技】
【SNS】
天乃つかさ @shirokuro_tsukasa_official
2025/06/09 20:00:00 JST ID:shiro_kuro_t
今日は喘ぎの収録でした…!
正直まだ苦手だけど、先生に褒めてもらえて嬉しかったです!
少しずつ、声優として成長できてるのかな?
#新人声優 #喘ぎ #恥ずかしいけど頑張る
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スタジオの空気が、いつもより熱を帯びている気がした。
今日は、養成所での実力テストを兼ねた、本格的な喘ぎ演技の収録日。
前回、あすかの台本で経験したばかりだから、少しはマシになっていると信じたい。
「天乃さん、こちらの喘ぎシーン、お願いします。より深い感情で」
鬼頭ディレクターの声が響く。
隣には如月先生もいる。そして、ガラス越しのあすかの視線。
体が硬直する。心臓がドクドクと高鳴る。
♬**純粋すぎる悲鳴がマイクを震わせる**
台本には、これまでよりもさらに具体的で、私を追い詰めるような指示が書かれている。
「焦燥の中での絶頂」「諦めと快感の混濁」。
そんなの、どうやって演じればいいの……っ!?
体温が微熱を帯び、身体の奥から何かがこみ上げてくるような感覚。
必死に、台本通りに声を絞り出す。
「っ……あ……や、やめて…っ、うう……っ」
普段の真面目さとのギャップからくるリアルな羞恥と、演技への集中が混ざり合い、声の奥から、抑えきれない吐息が漏れる。その湿った音が、マイクに吸い込まれていく。
まるで、私の純粋な心が、音になってマイクを震わせているみたいだ。
「……うん、いいよ!最高だ!」
鬼頭ディレクターの興奮した声が響く。
「これ、本当に使える!天乃さん、素晴らしい!」
まさか、褒められるなんて。驚きと戸惑いで、顔が真っ赤になる。耳元が熱くなり、触れると火傷しそうなくらいの熱さ。
♬**私の声が、知らない場所でバズり始める恐怖**
収録が終わってスタジオを出ると、すぐにマネージャーの天城さんが駆け寄ってきた。
「天乃さん!あなたの喘ぎ声が、今、SNSで大変なことになっています!」
え、何が?
スマホを見せられる。そこには、私の名前と、あの喘ぎ声が、まるでミームのように拡散されているスクショが並んでいた。
「この“純粋喘ぎ”はヤバい」「新人さん、天才かよ」「これは掘る価値あり」──
知らない人たちが、私の声で熱狂している。
顔がさらに赤くなる。羞恥と、微かな恐怖。
こんな形で、バズるなんて。
あすかが、隣で複雑な表情をしているのが見えた。
私、自分が“喘ぎ”で評価されたことに、喜びと同時に、言いようのない困惑を覚える。
純粋すぎる悲鳴が、罪になるなんて、知らなかった。
【SNS】
名無しの陽炎生徒 2025/06/09 20:15:30 ID:zumi_gami
新人さん、今回の喘ぎ、マジでやばかった…
耳が妊娠した…
名無しの陽炎生徒 2025/06/09 20:17:45 ID:voice_otaku_pro
この喘ぎ声、単なる演技じゃない。
純粋な羞恥が、声帯を通してダイレクトに伝わってくる。
これは“本物”だ。
#天乃つかさ #純粋喘ぎ
百合オタ女子 2025/06/09 20:20:11 ID:yuri_chan
姉ちゃんの喘ぎが神回認定されてる!
妹ちゃんはどう思ってるんだろう…
妹ちゃんの反応が楽しみすぎて、ご飯が喉を通らない
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第4話B「姉の才能、私の計算」【天乃あすかの演技】
【SNS】
シロコロロ @shiro_kororo_voice
2025/06/09 20:05:00 JST ID:voice_produ_s
計画通り。
「天使の喘ぎ声オーディション」、無事成功。
素人の恥じらいが、最高の演技を引き出す。
これで、姉は私の掌の上。
#姉ちゃんだけ喘がせたい #黒視点やばすぎ #仕込みは完璧 #天乃つかさ
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スタジオの空気が、姉ちゃんの喘ぎ声で熱を帯びていた。
今日の主役は、もちろん姉ちゃん。
如月先生も、鬼頭ディレクターも、姉ちゃんの演技に夢中になっている。
私はブースの外で、腕を組みながら、その様子をじっと観察する。
ふふ、姉ちゃん、今回も最高の声、出してるね。
♬**姉の才能は、私の計算の範疇**
姉ちゃんが喘ぎシーン収録に再挑戦する姿を見て、今回はどうせまた赤面して失敗するだろうと高を括っていた。
もちろん、私が書いた台本で、姉の羞恥を最大限に引き出す計算はしていたけれど。
しかし、姉の真面目さからくるリアルな喘ぎがスタッフに絶賛され、内心で「嘘でしょ!?」と動揺する。
喉の奥がひりつくような、微かな嫉妬を感じる。その熱が、胸の奥に広がる。
自分よりも先に姉が評価されたことに嫉妬心が芽生える。
姉の喘ぎが、他の誰かの耳に届くことに、不快感を感じ、唇を噛みしめる。
♬**私の計画は、姉の純粋さで加速する**
収録後、天城マネージャーが「天乃さん!あなたの喘ぎ声が、今、SNSで大変なことになっています!」と駆け寄ってきた。
ああ、もうバズってる。予想以上の速さだ。
姉ちゃんは戸惑って顔を赤くしている。
私は内心でほくそ笑む。姉の予想外の才能開花に驚きつつも、自分の「天才肌」としてのプライドが揺らぐ。
姉の喘ぎが、他の誰かの耳に届くことに、微かな苛立ちを感じる。
ファンが「白派」に流れ始めたことに危機感を覚える。
それでも、姉のその「えっち」さを引き出したのは自分だ、と内心で優越感を覚える。その優越感が、身体の奥に甘い痺れを伴う。
この状況をどう自分の百合営業に活かすか、冷静に分析し始める。
全ては、私の計画通り。
姉ちゃんの純粋な反応が、私の計画を加速させる。
さあ、姉ちゃん。もっと、世間を騒がせてあげようね。
【SNS】
名無しの陽炎生徒 2025/06/09 20:25:30 ID:zumi_gami
黒ちゃん、姉ちゃんのバズりにどう出るかと思ったら、案の定企んでるw
そのプロデュース力、尊敬するわ!
名無しの陽陽炎生徒 2025/06/09 20:27:45 ID:voice_otaku_pro
シロコロロのツイートと姉ちゃんの喘ぎ、リンクしすぎだろ…
これ、偶然じゃなくて、仕込みだったりする?
百合オタ女子 2025/06/09 20:30:11 ID:yuri_chan
妹ちゃんの嫉妬と独占欲、最高に滾る…!
姉ちゃんが人気出るほど、妹ちゃんの闇が深くなる構図、大好きすぎる!
次回予告
あすか「ねえ、姉ちゃん。あなたのその声、もう私だけのものじゃないんだよ?ふふ、嬉しいな♡」
つかさ「っ!?あすか、何言ってるの…!?私の声は、私だけのものよっ!」
あすか「そうかな?じゃあ、今度イベントで、姉ちゃんの純粋な喘ぎ声を、みんなに聞かせてあげようか?♡」
つかさ「ひぃっ!?あすかー!!」
第5話:百合営業指導で2人に“キス演技”指示