第14話:グッズボイス収録地獄
第14話A「恋人の声は、私を縛る鎖」【天乃つかさの演技】
【SNS】
天乃つかさ @shirokuro_tsukasa_official
2025/06/18 10:00:00 JST ID:shiro_kuro_t
今日はグッズボイスの収録でした…!
「おやすみボイス」とか「目覚ましボイス」とか、ちょっと恥ずかしいセリフもあって…///
でも、頑張りました!
#声優の仕事 #グッズボイス #恥ずかしい
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スタジオのブースは、いつもより甘い雰囲気に包まれていた。
ヘッドホンから流れてくるBGMも、なぜかロマンチックな曲調だ。
今日は、私たち「しろくろボイス」のグッズボイス収録。
台本には、「おやすみ…♡」「朝だよ…♡」といった、まるで恋人同士の会話のようなセリフが並んでいる。
「天乃さん、次はこちらのセリフです。もっと甘く、恋人っぽく。まるで彼の耳元で囁くように」
ディレクターの鬼頭さんの声が響く。
♬**彼の声、私を絡めとる吐息**
台本を握る手が、じんわりと汗ばむ。
こんなセリフ、どうやって演じればいいの?
照れとプロ意識の狭間で揺れる。耳まで真っ赤になり、熱を帯びる。
「おやすみ……♡ 明日も……会えるかな……?」
声が震える。吐息が荒くなり、マイクに吸い込まれていくのが分かる。
心臓がドクドクと高鳴る。
「うん、いいね! じゃあ次、天乃さん、彼氏目線で!」
鬼頭ディレクターの声に、思わず身を固くする。
彼氏目線……?
収録中に「彼氏かよ!」と心でツッコミ、現実に恋人がいないことに寂しさを感じる。
「朝だよ……♡ 早く起きて、俺だけのプリンセス……」
そう声を絞り出す。
この声が、誰かの耳に「彼氏」として届くのか。
隣にいるあすかを見ると、ニヤリと笑っている。その視線が、私をじっと見つめている。
♬**私の声は、私だけのものじゃない**
「天乃さん、次はこちらの喘ぎボイスです。『彼氏に迫られて、抵抗しつつも甘く受け入れる』イメージで」
鬼頭ディレクターの声に、私は息をのんだ。
喘ぎボイス。しかも、彼氏に迫られる……。
台本の中に、喘ぎ声の指示が混じっているのを見つける。
「グッズボイスでそこまでやるの!?」
頭の中で叫ぶ。
プロとして割り切ろうとするも、心の中で葛藤が生まれる。
妹のあすかは、私の困惑する表情を見て、喉の奥を甘く鳴らしている。
仕事とプライベートの境界が曖昧になる感覚にモヤモヤし、声優の仕事の多様性と、それが私生活に与える影響を痛感する。
私の声は、私だけのものじゃない。
私の声は、ファンからのリクエストで、そしてあすかの計画で、どこまでも縛られていく。
この甘い空間が、私を絡めとる鎖のように感じられた。
【SNS】
名無しの陽炎生徒 2025/06/18 15:30:15 ID:voice_fan_m
姉ちゃんのグッズボイス、彼氏目線とか最高じゃん!
耳元で囁かれたい…!
名無しの陽炎生徒 2025/06/18 15:32:40 ID:mic_check_ok
喘ぎボイスも入ってるらしいぞ…!
新人さんでそこまで攻めるの、マジでプロ意識高いな。
百合オタ女子 2025/06/18 15:35:05 ID:yuri_chan
姉ちゃんが彼氏目線で喘ぐの!?
妹ちゃんの反応が楽しみすぎる…!
これも妹ちゃんの仕込みかな!?
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第14話B「姉の羞恥は、私の欲望」【天乃あすかの演技】
【SNS】
シロコロロ @shiro_kororo_voice
2025/06/18 10:05:00 JST ID:voice_produ_s
「グッズボイス収録」を分析。
彼氏目線、甘い囁き、そして喘ぎ。
姉の羞恥心は、最高の燃料。
全ては、姉への支配を強化するため。
#観察記録 #支配 #グッズボイスの極意 #天乃つかさ
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スタジオのブースは、姉ちゃんにとっての実験室だ。
マイクの前に立つ姉ちゃんは、既に顔を赤くしている。
今日の主役は、グッズボイス。
そして、姉ちゃんの羞恥心は、私の最高の舞台になる。
「天乃さん、次はこちらのセリフです。もっと甘く、恋人っぽく。まるで彼の耳元で囁くように」
鬼頭ディレクターの声が響く。
♬**姉の戸惑い、私の愉悦**
姉ちゃんがグッズボイス収録の台本を見て、顔を赤くしている。
その恥ずかしがる姿を面白がる。
「おやすみ……♡ 明日も……会えるかな……?」
姉が赤面しながら演じているのを見て「お姉ちゃん、照れてるね〜」と声をかけ、鬼頭ディレクターの指示をさらに煽る。「もっと甘く、私に囁いてみて?」と、わざと耳元で囁く。
姉は、必死に恋人目線のセリフを絞り出している。
その姿が、たまらなく愛おしい。
♬**私の計画は、姉の羞恥で加速する**
「天乃さん、次はこちらの喘ぎボイスです。『彼氏に迫られて、抵抗しつつも甘く受け入れる』イメージで」
鬼頭ディレクターの声が響く。
私が仕込んだファンからのリクエストが、ディレクターの耳に届いている。
姉ちゃんは、その指示に息をのんだ。
「グッズボイスでそこまでやるの!?」
姉の顔に、絶望の色が浮かぶのが分かる。
私は内心でほくそ笑む。
姉の羞恥心は、最高の燃料だ。
姉の顔色がみるみる変わるのを視線で追う。
私の艶っぽい声が、マイクを通して姉の耳に届くことを想像し、満足する。
姉に「私の方が上手いっしょ?」と挑発する。
姉の恥ずかしがり屋な一面を活かし、SNSで「#姉の限界喘ぎ」を匂わせる投稿を計画する。
姉の反応を見て、百合営業のネタにできると確信する。
全ては、私の計画通り。
姉ちゃんは、私の掌の上で踊っている。
【SNS】
名無しの陽炎生徒 2025/06/18 15:40:00 ID:voice_fan_m
黒ちゃん視点、最高すぎ!
姉ちゃんの羞恥心まで利用して、百合営業を加速させるとか、天才かよ!
その歪んだ愛、これからも見せてくれ!
名無しの陽炎生徒 2025/06/18 15:42:30 ID:mic_check_ok
妹ちゃんの戦略、恐ろしい…
姉ちゃんが可哀想になってきたけど、この歪んだ愛が最高に沼!
百合オタ女子 2025/06/18 15:45:00 ID:yuri_chan
姉ちゃんの羞恥顔と妹ちゃんのドSっぷりが最高に萌える…!
これはもう、公式からの供給が止まらない…!
次回予告
あすか「ねえ、姉ちゃん。今度のイベント、ファンからのリクエストで、キス演技、ソロでやってみない?♡」
つかさ「っ!?あすか、ま、まさかっ!?一人でそんなの…!?」
あすか「ふふ。姉ちゃんの困った顔、ファンも喜ぶから、大丈夫だよ♡」
つかさ「ひぃっ!?あすかー!!」
第15話:アンチと出会った日