-民の命は――-
≪英傑装備≫発動
城から出ると、グリーヴは ≪英傑装備≫を発動させた。
≪英傑装備≫とは……
過去。英傑と言われた者の装備を現代に復元させ扱うことの出来るコードである。
なお、 ≪英傑装備≫は同時に武器と鎧を装備することは出来ない。
武器には、槍・剣・大剣・弓矢・魔法書・銃の6種類
鎧などの防具には、軽装備・重装備の2種類
グリーヴは、 ≪英傑装備≫で軽装備を選択すると、一気に加速し音速に近い速度で駆けた。
しかし、周りの草木は動くどころか静かであり……高速で誰かがそこを通ったということを知るものはいない。
やはり、誰も気づいていないようだな……
このまま、目的地に行くとするか。
グリーヴは、その光景を見て顔を歪ませた。人の身では、真似できないほどに邪悪な笑みを浮かべていたのだ。
そして、一人、一人、一人と彼は殺していく。
小さな、ダガーを用いて人の急所を的確に切り裂いていく。
そして、≪先帝者契約≫は効果を発揮する。
コードを奪うたびに、体が高揚する、悪魔のように人を殺すことに快感を覚えていく。
そして、23人目……島国オールスタインの優秀なコードを持っていた人数58名の半分に届くほどにグリーヴは、人を殺した。
そう、グリーヴは王だ。
この国の……だが、それでもこのような事をしていいというのだろうか?
許されるのだろうか?
そして、グリーヴは奪った数多くのコードを使用して……最後の1名を殺した。
ふと、目が覚めたように……グリーヴは涙を流した。
空を、見て……懐かしむように目から涙が流れる。
そして、城に戻る。
―――――――
コード一覧
・≪英傑装備≫
・≪先帝者契約≫
・≪世界地図≫
・≪死契約≫
・≪印在≫
・他
―――――――
まだ、コードはあるが……いらないな。
『≪先帝者契約≫は、コードを統合し進化させることが出来ます』
ならば――
―――――――
コード一覧
・≪英傑達装備≫
・≪先帝者契約≫
・≪世界設計地図≫
・≪死契約≫
・≪印命定≫
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≪英傑装備≫→≪英傑達装備≫
≪世界地図≫→≪世界設計地図≫
≪印在≫→≪印命定≫
英傑個人ではなく……過去に英傑と呼ばれた”すべて”の者の装備を扱える。
種類は増えぬが、種類の他に新たに英傑名が追加されたな。
7名の英傑の装備を、扱えるか……素晴らしい。
そして、世界の設計か。
条件は多いが、自らの魔力が一定以上ある領域を設計し直せる、と。
自ら、山を創ることも出来るということか……どこまでも、馬鹿げたコードだ。
そして、≪印命定≫。
決めた、生き物の生命エネルギーを延々と奪い続ける。さらに、マーカーが付く。
かなりの、進化を遂げたものだな。
一対一でも、なく多対一でも十分に戦えるな。
いや、他の先帝者も同じコードを与えられているはず。
進化したのは、あちらもだな。
グリーヴは、そういうと城の王座に再び座った。
まるで、人など殺していなかったように。
民の命は軽い……いや無いのかもしれない




