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Yの系譜

作者: 黒鷹商会

架空戦記創作2021秋の遅刻組参加供養作品。

上空をオランダ軍のラウンデルマークを付けた三三型ことフォッカーゼロが飛ぶのを艦橋から眺めながら真珠湾に停泊した一隻の戦艦。


モンタナ級一番戦艦モンタナことハワイ海軍戦艦≪ペレ≫


全長284m

全幅40m

排水量77000トン

速力30ノット

主砲47口径18インチ砲3連装4基


幾つかの幸運と不幸が重なり鹵獲された米最新鋭戦艦。条約明けの日本新鋭戦艦、対大和級を念頭において建造された米海軍最初の18インチ砲を搭載した最新鋭戦艦。


始まりはワシントン海軍軍縮条約が日本の欧州派遣軍やユトランド沖海戦の金剛型の活躍など日本への恩、再三に渡る参戦の要請をしり目に第二次ハワイ戦争をしたアメリカへの怨、イギリス海軍の旧式化した戦艦を更新したい思惑など様々な要因により、日英の思惑の一致により同一保有比率、戦艦数と主砲の口径の制限のみとなり以下の艦が建造された。


アメリカ:コロラド級戦艦2隻(コロラド、メリーランド)

サウスダコタ級戦艦4隻(サウスダコタ、ウェストバージニア、ワシントン、アラバマ)

コンスティチューション級(レキシントン級)巡洋戦艦2隻(コンスティチューション、コンスティテューション)


イギリス:N3型戦艦4隻(セント・アンドリュー、セント・デイヴィッド、セント・ジョージ、セント・パトリック)

G3型巡洋戦艦4隻(インヴィンシブル、インドミタブル、インフレキシブル、インディファティガブル)


日本:天城型4隻(天城、赤城、愛鷹、浅間)加賀型2隻(加賀、土佐)長門型2隻(長門、陸奥)


これに加え、ハワイ王国がドイツから賠償でドイツ大洋艦隊を全て譲渡。


1936年2月26日から1938年7月21日まで日ソ戦争での戦訓。


ネイビーホリデー中にタイ王国やオランダ王国やオスマン・トルコ帝国などへの金剛型の36センチ砲や設備などを転用した超甲巡こと輸出用のリサイクル戦艦であるミニ大和級の建造と販売。


更に仮称Y級のテストベットとして新生ロシア帝国が大日本帝国からの発注により建造された50口径40cm4連装砲塔を3基搭載したロシア級戦艦。


ワシントン海軍軍縮条約の条約明けに日本海軍それまでの戦訓ノウハウと建造で培った技術を惜しげもなく投入してくると米海軍は予想。


更にイギリス海軍も設計当初から盛り込んでいたN3型戦艦への18インチ砲への換装をする情報を入手し、対抗するためにモンタナ級の建造がスタートした。


建造計画は対天城級と空母艦隊に追随できる機動力に秀でたアイオワ級。


仮称Y級に対抗するために米海軍初の18インチ砲を搭載した速力は据え置きながら火力と防御に特化したモンタナ級、高速戦艦と低速戦艦の二本立ての戦艦建造計画をスタートし、完成。


またテストベットとしてナチスドイツへの技術協力し、技術を蓄積した。

が、一番艦のモンタナが鹵獲。


後にペレは日本へ出港。厳重な護衛の警護の下で横須賀のドックに身を置き。徹底的に解析し調べあげ、そのデータを51センチ砲を搭載した798号こと紀伊型に生かされた。

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